増田 辰良 教授

研究領域
起業の成功要因分析、文化経済学
(小説・戯曲・落語・漫才の台本執筆)
  • 基礎力養成塾
    経済理論の基礎概念を学び計算能力を身に付ける
  • 演習
    ミクロ経済学、進化経済学の理論と実証を学ぶ
  • 法と経済
    法現象を経済分析する基礎を学ぶ
  • 経済政策論
    国や地方自治体の公共政策を理論と実証面から学ぶ
  • 規制と競争の経済学
    企業間競争とパフォーマンスとの関係を理論と実証面から学ぶ
学生へのメッセージ

社会科学である経済学も法律学もともに、暗記科目だと考えられがちです。こうしたイメージは持たないでください。大学生になってもこうしたイメージをもっている人は大いに反省すべきでしょう。どの学問を学ぶにしても「自分の頭で考えて、自分なりの考えを造ること」が求められています。正しい答えが無い、という社会問題もあります。そうした問題について、自分で文献を読んだり、他人に教えてもらったりしながら、自ら考える習慣を身に付けることが大切です。教えることは、学ぶこと、という「ことわざ」があります。私も学生さんたちから多くのことを学びたいです。

大学生としての4年間の内に、これまで不得手であったものに挑戦をして欲しいです。あるいは他人が避けて通るものに、あえて挑戦をして欲しいです。あるいは言葉の通じない国へ行って、おもいっきり深く(良い意味で)悩んで欲しいものです。もう一歩前へ出てみましょう。

篠田 優 教授

研究領域
比較法
  • 基礎力養成塾
    日本の20世紀を代表する知性である丸山眞男の論文を講読
  • 演習
    2020年施行予定の民法改正の検討など
  • 民法 I
    民法総則、物権変動
  • 民法 III
    不法行為法
  • 民法 VI
    親族法
  • 民法再入門
    民法Ⅰが不合格だった学生のための学び直しの授業
学生へのメッセージ

自戒もこめて申します。学生という身分があるうちに、本モノ・大モノといえる知的作品にチャレンジすることを強くお勧め致します。では、何が本モノ・大モノか?経済法学科の教員なら、誰に尋ねても、適切に指南してくれるはずです。

萩原 浩太 教授

研究領域
独占禁止法を主とする経済法
  • 基礎力養成塾
    読解力の強化を目的とする書籍の講読および要約の発表
  • 演習
    2 年次の演習は民法の条文・判例研究、3・4 年次は独禁法、消費者法の事例研究
  • 経済法
    わが国独禁法・消費者法の概要説明と基本事例の紹介
  • 知的財産法
    特許権・意匠権・商標権・著作権・不正競争防止法の各制度の概要
  • ビジネス法務
    企業法務の最前線の状況、実務家との意見交換
学生へのメッセージ

私はこれまで、実務家(弁護士・公正取引委員会職員)として、独禁法の運用や法改正に携わってきました。独禁法が保護する市場における競争の機能は、目に見えず、手で触ることもできず、実感しにくいものである上、言葉で表現することもむつかしいものです。これを理解し、表現するには、経済学の考え方といった、言葉の論理以外のリテラシーが必要となってきます。私はこの意味で、独禁法は「経済学の法」であると思います。みなさんは、法律と経済を同時並行で勉強できる立場にありますが、独禁法は実務においても法律と経済学が交錯する分野であり、勉強してきた知識をフル活用して、是非独禁法の世界を楽しんでいただきたいと思います。

秋森 弘 教授

研究領域
金融政策、証券市場についての研究
  • 基礎力養成塾
    経済統計データをグラフに描き分析する練習
  • 演習
    金融政策、金融取引の理論と実務、経済統計の計量分析など
  • 証券概論
    金融商品(銀行預金を除く)の概要と証券投資の基礎知識
  • 金融論
    金融の仕組みと金融政策
  • 国際金融論
    為替制度の概要と為替レート決定理論、為替変動の経済への影響
  • 証券経済論
    債券、株式の価格決定と投資戦略についての入門理論
学生へのメッセージ

かつて証券会社で、証券アナリストとして、株価予測、景気予測、金融システムに関する調査・研究など金融に関する何でも屋をやっていました。特に金融機関への就職を志望する学生には、学生のうちから金融への関心・知識を深めておくだけでなく、利用者サイドの視点を忘れないプロになってもらいたいと思います。また、せっかく勉強するなら、証券アナリスト試験合格など具体的目標を持って勉強してもらいたいと思います。

岩本 一郎 教授

研究領域
憲法学、とくに表現の自由と社会権の研究
  • 基礎力養成塾
    法律・経済の学修に必要な読解力をつけるためのトレーニング
  • 演習
    拷問や臓器売買や同性婚など現実の問題を正義の観点から討論
  • 憲法
    憲法が保障する人権や統治の仕組みについて
  • 法哲学
    法とは何か、法に従う義務はあるかなど法の根本問題について
  • 国際人権法
    国際的な人権保障の発展と人権に関する国際条約について
学生へのメッセージ

権力と権威につねに厳しい批判の目を向けてください。批判は、批判する相手とつながろうとする参加の意志と、批判によって相手が変わるはずだという希望の表現です。また、批判は、相手を最後まで見届ける責任を批判する当の本人に負わせます。“仕方がない”とつぶやいて、批判をやめたとき、私たちは批判的な態度がもつ、参加や希望、責任といった「徳」をも失ってしまうのです。そして、何よりも自分を批判してくれる友達を大学生活のなかで見つけてください。辛辣な批判者や頑固な反対者が、もっともよく人間を成長させるからです。

足立 清人 教授

研究領域
民事法全般、災害復興法学、法制史、法(学)教育
  • 基礎力養成塾
    リーガル・ネゴシエーション。模擬・不動産売買に取り組みます
  • 演習
    民事判例研究、講演会企画、法律討論会、法教育などアクティブな演習です
  • 民法 II(債権各論)
    売買契約など、契約に関わる具体的な法制度を解説します
  • 民法 IV(債権総論)
    売買契約で契約違反があった場合など、契約に関わる抽象的な法制度を解説します
  • 民法 V(担保物件)
    金融機関がお金を貸したけれども返してもらえない場合の取立てに関わる法制度を解説します
  • 民法 VI(相続)
    人が死んだ後の財産の取扱いについて解説します
  • 金融取引法
    裁判所の判決を素材に、金融に関わる法制度について考えます
  • 法学入門
    六法(憲法・民法・刑法・商法・民事訴訟法・刑事訴訟法)の基本と法律学学習に必要な基礎知識を学ぶ(三名でオムニバス講義)。
学生へのメッセージ

自分が大学生だった頃と比較して、現在の大学生は、そのあり方、取り巻く社会・経済環境いずれもが変わってきました(当然のことですね。それを、良しとするか、悪しとするかは、人・立場・思想によって様ざまでしょう)。しかし、過去と比べても変わらぬのは、大学時代は、学生がこれからの人生をどう過ごしていくかを考え、力をつけていくための準備期間ということ。その大切な期間をどう過ごすかは、学生の今後の人生を決めると言っても過言ではないと思います。「時は金なり」なんて言われますが、「時」を真の意味で自由に・自分のために使うことができるのは、長い(?)人生で大学時代が最後の時間となるでしょう。その大切な時間を適当に(刹那的な楽しさを求めて)過ごすのか、部活・サークルに没頭するのか、アルバイトに費やすのか、ノンビリと過ごして良いものなのかを、学生には考えて欲しい。(講義、ゼミなど、あらゆる場面で発言していますが、)学生が今後の人生を実りあるものとするための道具・武器を提供できるのは、「大学」(の講義・ゼミ)にあると僕は思っています。大学は、学生が夢・希望を実現するのをサポートすることができる。大学は、そのための情報、施設、知的資源を備えている!(学生の自分探しだったり、将来(就活?)の支援を喧伝する存在が目に付きますが、僕はuniversitasの底力を信じたい。そのためには、我われ研究者は自らの刀を日々研ぎ澄ましていかなければなりません。)

僕自身、学生が望む(頑張る)のであれば、それを真正面から受け止めてサポートしていく覚悟を持っています(他の先生たちだって、学生へのサポートは惜しまないでしょう!)。そして、いつも言っていますが、東京大学の講義に劣らないくらいの知的情報提供や、慶応大学に劣らないくらいのサポートを提供していくつもりです(能力は別にして、それだけの気概は持っている!)。夢・希望を実現したい、自分を変えたいという学生は、是非、本学・本学科に進んできてください。

長屋 幸世 教授

研究領域
民事手続法、法(学)教育
  • 基礎力養成塾
    「契約」をめぐる「読む・書く・話す」で、民事法の世界を眺める
  • 演習
    3年次は民事訴訟法の最新判例研究と討論、4年次は紛争解決ロールプレイを通じた民事法の総合学習
  • 民事訴訟法
    主張や証拠の審理といった民事裁判の手続や原則、理論について
  • 民事執行法
    強制執行を通じた権利の実現手続とその理論について
  • 倒産処理法
    経済的破綻場面における契約関係の処理と債権者・債務者の権利義務について
  • 手続法基礎論
    民法と民事手続法の繋がりと民事訴訟における人と物について
  • 法学入門
    六法(憲法・民法・刑法・商法・民事訴訟法・刑事訴訟法)の基本と法律学学習に必要な基礎知識を学ぶ(三名でオムニバス講義)。
学生へのメッセージ

小さな疑問を大切にして下さい。そこから、考える楽しみが生まれます。そして、理解する喜びが得られます。その積み重ねが、必ず大きな実を結ぶことでしょう。また、自分の考えとは異なる視点に、常にアンテナを張っていて欲しいと思います。それが自分とは正反対なものである程、自らの考えが一層深まるでしょうし、更には今まで気づかなかった何かを発見するはずです。それはもしかすると、自分に欠けているものかもしれません。大学生活で出会う人・こと全てが、皆さんの宝物になりますように。

伊東 尚美 准教授

研究領域
商法
  • 基礎力養成塾
    民法の判決を読むことにより、判決文などの法律の専門的な文章を読み、理解する能力を養う
  • 演習
    民法、商法の判例研究
  • 商法 I(商法総則・商行為法)
    企業の主体である商人、企業取引に関わる法的規律
  • 商法 II(会社法)
    会社の設立、組織、運営、管理に関わる法的規律
  • 商法 III(手形法・小切手法)
    手形、小切手に関わる法的規律
学生へのメッセージ

大学に入学したときには、法律の勉強をしたいなどとは全く思っていませんでした。そんな私が今こうして法律を研究し、教えています。大学の4年間なんて長いようで短い。あっという間に終わってしまいます。大学に入学したら、おもしろいと思われるものを見つけて勉強してみてください。わたしもそのお手伝いができれば、と思っています。

竹田 恒規 専任講師

研究領域
行政法・地方自治法
  • 基礎力養成塾
    最高裁判所の有名な判決を素材に、法律用語の基礎知識の確認と法令・判例を読み解く練習
  • 演習
    行政法や地方自治法の分野の判例・学説に関する悉皆的かつ逐語的研究
  • 行政法 I
    (行政法総論)
    行政活動の法的性質を分析し、立憲主義と法治行政の原則を担保するための制度・理論の概説
  • 行政法 II
    (行政救済法)
    違法な公権力の行使に対する救済制度(行政訴訟や国家賠償など)に関する概説的な講義
  • 地方自治法
    国や地方自治体の行政組織、国と地方自治体との法関係を規律する諸制度についての概説的な講義
  • 租税法
    所得税や消費税のしくみ、少子高齢社会における公正で公平な税制にあり方についての概説的な講義
  • 法学入門
    六法(憲法・民法・刑法・商法・民事訴訟法・刑事訴訟法)の基本と法律学学習に必要な基礎知識を学ぶ(三名でオムニバス講義)。
学生へのメッセージ

経済法学科の講義では、「行政法 I 」、「行政法 II 」、「地方自治法」、「租税法」、および「演習」を担当することになります。

私が「行政法」という「六法にも入れてもらえない」マイナーな学問に興味を持ったのは、大学3年時に聴いた「行政法」の講義と概説書を読んだことに由ります。この講義と概説書によって、私は、「ああ、世の中はこういうシステムで動いているんだ」という素朴な感動(いま思えば幼稚なまでの素朴な感動だったのですが)を覚えました。これがきっかけで、大学院に行って行政法をもうすこし勉強しようと思ったのです。


行政法・地方自治法は公務員や行政書士になるために、そして租税法は税理士になるために、必要不可欠な知識・考え方です。講義やゼミでは、そのために必要な知識・考え方を理解してほしいと思います。


しかし、行政法の知識・考え方は、単に、就職や資格のために必要なわけではありません。社会を動かしているのは、良かれ悪しかれ、“お役所”です。皆さんが、「市民」として国家や社会のあるべき姿を考えるために、そして皆さんがそれぞれの人生のなかで国家や社会を少しずつでも良くしていこうとするために、さらには世の中の人々がそれなりに幸せに暮らす世の中にするために、行政法学は必要不可欠な知識・考え方だと信じています。私が大学生のときに持った感動 の万分の一でも皆さんに共有してもらえれば幸いです。

山邑 紘史 専任教師

研究領域
ゲーム理論を用いた投票制度の分析
  • 基礎力養成塾
    社会科学に必要な数理的な処理能力を、問題演習を通じて養成する
  • 演習
    ゲーム理論に基づく経済予測の妥当性を、経済実験によって検証する
  • 基礎経済学
    市場の分析(ミクロ経済学)と一国経済の分析(マクロ経済学)の基礎を学習する
  • 経済数学
    経済学に必要な数学的な分析手法を学習する
  • ミクロ経済学
    市場における経済的意思決定と取引を分析する
学生へのメッセージ

大学での学生生活を通じて、「正しく悩む」習慣を身につけてほしいと思っています。あなたの目の前にある問題に対して、どのような選択が可能なのか?複数の選択肢があるときには、それぞれのメリット・デメリットは何なのか?問題の所在をロジカルに分析していくことで、闇雲に悩むだけでは見えてこない解決策も発見できることでしょう。

経済学や法学の学習を通じて、「正しく悩む」ための道しるべを見出していただければ幸いです。