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教員紹介

木下 武徳 准教授
杉岡教授イラスト
担当科目
公的扶助論、社会保障論、所得保障論、コミュニティワーク実習、専門演習 I ・ II 、卒業論文指導
略歴
同志社大学大学院博士後期課程
日本学術振興会特別研究員
2004年4月より北星学園大学専任講師
2007年4月より現職
専攻
社会福祉学:公的扶助・社会福祉政策・民間福祉事業
研究テーマ・紹介
  1つ目はアメリカの社会福祉政策の研究です。アメリカの社会福祉では非営利団体や民間企業が大きな役割を果たしています。一方、政府は様々な助成金や規制等を通して民間社会福祉に関わっています。そのような政府と民間社会福祉の関係を研究しています。
  2つ目は、日本の貧困問題対策です。生活保護は国民生活を保障する最終的な社会福祉制度です。しかし、それも利用できず、ホームレスや餓死事件が生じています。貧困に社会福祉はどのように対応すべきなのかを考えています。
  3つ目は聴覚障害者の手話通訳や相談支援のあり方です。聴覚障害により情報やコミュニケーション上の問題からさらに様々な生活問題が生じています。聴覚障害者が安心して生活できるようにするために、どのような施策が必要なのかを調査しています。
ゼミ紹介
  最も大学らしい講義がゼミです。ゼミでは生活問題についての本や論文(2007年度は、格差社会について)を輪読しながら、自らの関心領域について学びを深めていきます。
  他の講義では、先生が話し学生は聞くという一方的な関係になりがちですが、少人数の演習では学生が話をし、学生同士で議論をします。つまり、学生主体の講義です。
  そのためにはレジュメを作成し、発表し、質問や意見に対応し、議論をする。このことは大変なことですが、会社や団体、地域で、人の命令を受けて動くだけの人間になるのではなく、そのリーダーとなって活躍できるよう、これらの力量をつけられるようにします。自分の力を伸ばして欲しいと思っています。
 また、2年間あるゼミのなかでの議論や合宿などを通して、是非「学友」を作って欲しいと思います。
 なお、2009年度は、3年生のゼミでは、ホームレス問題、生活保護問題、児童問題の3つのグループを作って特に北海道、札幌市等の現状と課題を調べています。4年生のゼミでは各自の卒論・ゼミ論のテーマにしたがって、毎回数人が報告し、質疑をして議論を深めています。
オフィスアワー
(前期)金曜日3講目
*できるだけ事前にメール等で連絡をしてください。
  また、上記以外でも都合が合えば対応します。
研究業績
【アメリカの社会福祉】
  • ・(共著)生活保護問題対策全国会議編著『アメリカ福祉改革の悲劇に学べ』全国クレジット・サラ金問題対策協議会・耕文社、2009年
  • ・(単著)「ロサンゼルスの福祉改革における民間化の特質−GAINケースマネジメントを中心に」『社会科学研究』(東京大学社会科学研究所)、第59巻第5・6号、2008年3月、pp.81-112
  • ・ (単著)『アメリカ福祉の民間化』日本経済評論社、2007年(2008年に日本社会福祉学会奨励賞受賞しました!)
  • ・ (共著)『アメリカの福祉国家システム』東京大学出版会、2003年
  • ・ (共著)『福祉の市場化をみる眼』ミネルヴァ書房、2004年
【日本の社会福祉】
  • ・ (共著)『社会保障(現代の社会福祉士養成シリーズ)』久美出版、2009年
  • ・ (共著)『現代社会と福祉(イントロダクションシリーズ)』学文社、2009年
  • ・ (共著)『社会保障と地域』学文社、2008年
  • ・ (共著)『地域と福祉と財政』学文社、2005年
  • ・ (単著)「社会福祉法人による減免にみる介護保険制度の課題 −社会福祉の分権化及び民営化と低所得対策」『総合社会福祉研究』第22号、2003年
【聴覚障害者福祉】
  • ・ (共著)日本手話通訳士協会監修・手話通訳士試験傾向と対策委員会編集『三訂 手話通訳技能認定試験・傾向と対策 手話通訳士試験合格への道』中央法規出版、2009年
  • ・ (共著)『手話通訳事業の業務評価基準策定にかかる研究報告書』全国手話通訳問題研究会、2009年
  • ・ (共著)『聴覚障害児・者支援の基本と実践』中央法規出版、2008年
  • ・ (共著)『聴覚障害者の相談の資格・認定に関する調査研究及び聴覚障害者相談支援へのケアマネジメント等の研修事業 平成19年度報告書』全日本ろうあ連盟、2008年
  • ・ (共著)『手話通訳事業の業務評価基準策定にかかる研究報告書』全国手話通訳問題研究会、2008年
  • ・ (共著)『手話通訳の発展を願って−聴覚障害者のコミュニケーション支援の現状把握及び再構築検討事業報告書』全日本ろうあ連盟、2006年
  • ・ (共著)『高齢聴覚障害者を対象にした情報保障とコミュニケーション支援のための調査報告書』北海道ろうあ連盟、2006年
  • ・ (共著)『介護保険と聴覚障害者』クリエイツかもがわ、2001年
その他
・聴覚障害者のための調査研究や事業運営
  札幌の手話通訳問題研究会や聴覚障害者情報提供施設の運営に関わっています。
  また、全日本ろうあ連盟の聴覚障害者の相談支援事業の調査研究や、全国手話通訳問題研究会の手話通訳事業所の調査研究にも参加しています。

・ホームレス支援のための活動
  札幌でも、冬にホームレスの人が少なくとも109人以上います(2008年1月調査)。北海道のホームレスは地域経済や格差社会を反映して増加しています。私が関わっている「北海道の労働と福祉を考える会」(http://roufuku.org/)では、夜回りや炊き出し、生活保護同伴等を通して、ホームレス状態から抜け出せるように支援をしています。
ゼミなどの風景
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