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学ぶことが学びを広げる
Dr. Yeow Tong Chiaとの出会い

社会福祉学部 福祉心理学科  3年
 堀 海香子

▲語学教育の国際比較を語るチア先生

ヤオ・トン・チア 先生はシンガポール、中国などのアジアの教育の歴史について研究されている方です。私たちとのセッションでは、比較教育学の視点からアジア各国とオーストラリアの教育の違いなどについて教えていただきました。私たちのシドニー大学での1週間のコーディネートを引き受けてくれたのもチア先生で、渡航までの半年間、私たちのプロジェクトのサポートをしてくださいました。海外事情の最後は香港に行くことを話すと、現地についてのアドバイスをいただけたりと、気さくに接してくださるチャーミングな方だったので、セッションではどんな話が聴けるかとてもワクワクしていました。

語学が可能性を広げる鍵

チア先生は、ご自身が北京語、広東語、英語を話せることが研究者としての強みであると話してくださいました。それは、多言語を使って色々な国の実態をリサーチすることができるからです。このことは、私も大学生として、自分の興味分野について調べるとき、英語を駆使することでその分野を深く理解できることにつながるのではないかと考えさせてくれました。語学スキルは社会に出てから自分の武器になるものだと考えていましたが、在学中、学びにおいてもそのことを生かす機会は探せばいくらでもあると、先生のお話をきっかけに思えるようになりました。

チア先生が気づかせてくれたこと

▲真剣なまなざしを送るチア先生

セッションでは、教育と経済との関係、アジアと西洋との教育の違いなどを幅広く尋ねました。教育と経済の関係では、日本は戦後の復興のための産業としてコンピュータやテクノロジーに注目したことから理数系の教育分野が進んだことを例にとって、教育と経済は、普段意識していないだけで、実は密接に絡み合っていることを説明してくださいました。また、オーストラリアの言語教育が多くの市民の母国語である英語に偏っており、マイノリティや隣国の言語であるアジア言語の教育が十分になされていないことなども教えていただきました。
日本の言語教育は、国際化が進む今日においても十分ではありません。言語教育が十分に行われていないことは、経済の遅れや様々な分野の研究の道が狭まることにもつながります。これらの問題点は、多言語を話すことができ、教育についての国際比較を研究してきた先生から話を聞けたからこそ気づけたことです。私の専攻である心理学では、多くの論文の参考文献が英語であったり、要旨が英文であったりします。そういった論文を躊躇せずに読めるようになったことで、自分の興味分野について多くを学べるようになったことが、「大学生活で英語が学びの幅を広げる」ということだと実感してい ます。

 

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