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HOKUSEI GAKUEN UNIVERSITY JUNIOR COLLEGE

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◀ 2015 私の留学スタイル(スイス体験リポート)

全ての時間が財産に、韓国体験レポート

私の留学スタイル

語学の勉強はもちろん、ボランティアも経験できて、 高橋さんにとってかけがえのない1年になりました。
(韓国・カトリック大学校に留学。 期間は4年生4月〜翌年3月)

From Korea

社会福祉学部 福祉計画学科 4年

高橋(たかはし) 里沙(りさ)さん

札幌旭丘高等学校出身

大学入学前から海外留学への憧れがあった。大学1年から韓国語を履修し、大学2年の短期海外研修プログラムで韓国に渡航。さらに語学力向上のため、1年間の韓国派遣留学に応募。留学中には韓国語能力試験TOPIK最高レベルの6級合格も果たした。

留学中に開催された大学祭では、日本人学生がみんなで浴衣を着て模擬店に参加しました。
歌手のライブで盛り上がるなど、活気ある雰囲気を楽しみました。

韓国からの交換留学生に刺激を受けて、派遣留学を決めました

 韓国音楽の歌詞の意味を理解してみたいという思いもあり、高橋さんは大学1年から大学共通科目外国語に韓国語を選択しました。
 「韓国語を学ぶのは初めてでしたが、とてもよく理解できて勉強が楽しくなりました」
 高橋さんは韓国語の副専攻※を申請し、大学2年の夏に副専攻の必修科目である「海外事情」(短期海外研修プログラム)で韓国・カトリック大学校に行きました。約3週間の研修はあっという間に終わり、高橋さんは物足りなさを感じました。帰国後ももっと韓国語にふれたいと考え、学内で同じ講義を受けていた韓国人留学生と交流するようになりました。
 「その留学生にとって日本語は外国語なのに、とても流暢に話していました。それに刺激を受けて、私も韓国語を上達させたいと思いました」
 兼ねてから留学に憧れを持っていた高橋さんは、学生生活に悔いを残さないためにもチャレンジしたいと考え、大学4年4月から1年間、韓国に留学することにしました。

※副専攻
自分が所属する学部学科の専門教育課程とは別に、外国語など特定分野の教育課程を履修して思考力や理解力を高めることを目的とした北星学園大学の履修制度。

日中は専門的な分野の講義、夜は韓国語の授業を受けました

 派遣留学中、高橋さんは韓国・カトリック大学校の社会科学部に所属しました。そして、日中はSongsimキャンパスの学部で展開されている科目から講義を選択し、夜6時からは留学生に用意された韓国語の授業を受けました。
 「日中の講義については、最初から地元学生向けの講義を受講するのは難しいと考えたので、1学期は留学生向けに開講されている「韓国文化」を選択しました。この他の講義としては「英語」や「日本文化」など、地元学生と一緒でも内容が理解しやすい講義を選びました」
 語学力に自信がついてきた2学期には、「児童学概論」を受講しました。この講義は地元学生にも人気があり、活気にあふれた内容でした。
 「教授の講義を聞くだけでなく、グループで話し合って発表するという課題も出ました」
 概論は入門編のような講義で1年生も多かったのですが、どの学生も堂々と発表しており、高橋さんはとても驚きました。

ボランティアや韓国語能力試験の受験という目標も達成できました

 韓国語の語学力を向上させるという目標の他にも、高橋さんには留学期間中に挑戦したいことがありました。その一つが、福祉関係のボランティアです。
 「留学生のサポートを担当している教授に相談したところ、すぐに障がい者施設を紹介してくださいました」
 高橋さんはさっそく施設に行き、施設に併設されたカフェで働く障がい者の方々の話し相手や、障がい児の社会見学の付き添いなどを行いました。ボランティア活動は帰国するまで続けました。
 もう一つの挑戦は、韓国語能力試験TOPIKの受験です。この試験の合格認定基準は6段階あり、高橋さんは最高レベルの6級に合格しました。
 世界中から留学生が集まる環境で、台湾人や中国人の友だちもできたという高橋さん。留学中の勉学、挑戦、出会いの全てが、高橋さんにとって大きな財産となったといえます。

韓国語クラスには日本の他、中国や台湾からの留学生もいました。担当の先生には作文添削など、韓国語能力試験に向けた指導もしていただきました。
地元・韓国の友だちと野球観戦にも出かけました。自然光あふれる屋外球場は開放感があって、ドーム球場とは違う楽しさが味わえました。

MESSAGE BOX後輩へのメッセージ

大学で様々な刺激を受けると、想定外の新しい道が拓けることがあります。興味をひかれることに出会ったら、一生懸命取り組んでみてください。きっとよい結果が得られます

University Information

[留学先大学]

韓国・カトリック大学校

Catholic University of Korea

■所在地
韓国の首都ソウルに二つ、隣のプチョン(富川)市に一つのキャンパスを持つ。本学からの留学生はプチョン市のSongsimキャンパスで学ぶ。
■設立年と規模
1885年、セント・ヨゼフ神学校として創設。学生数は約0,000人。
■留学先としての魅力
新千歳空港から空路3時間あまりで行ける隣国・韓国にあり、本学とは2001年に交流提携を結んだ。世界15カ国96大学と交換留学協定を結んでいる。Songsimキャンパスはなだらかな丘の上にあり、近くには生活利便施設も整っている。

[北星学園大学・短大部留学情報]

■大学:海外協定校は米国、中国、英国、カナダ、韓国、台湾、スペイン、スイス、インドネシアにあり、毎年約20名を派遣し、約80名を受け入れています。全学科の学生に派遣留学のチャンスがあります。
■短期大学部:英文学科には6カ国9大学への海外短期留学、約4週間の海外語学研修があり、生活創造学科にも約10日間の海外研修があります。