受験生に贈るキャンパスライフ情報「スターボックス」

HOKUSEI GAKUEN UNIVERSITY
HOKUSEI GAKUEN UNIVERSITY JUNIOR COLLEGE

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特集 私たちがここで学ぶ理由
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文学部 心理・応用コミュニケーション学科 4年

小野寺(おのでら) (はるか)さん

札幌月寒高等学校出身

マスメディア専門の教授に
師事するのが最大の目標

高校の放送部で活動した経験からマスメディアに興味を持ち、マスメディアを専門に研究する教授が在籍するこの学科に入学。ジャーナリズム研究会に所属し、複数のドキュメンタリー映像作品を制作して優秀賞などを受賞してきた。放送部でも活動し、副部長も務めた。

文学部 心理・応用コミュニケーション学科インフォメーション

自ら考える力、行動する力を身につけ、コミュニケーションの活性化に貢献できる人材の育成を目的としています。

マスメディアを専門的に研究している教授に師事したいと考えました

 大学受験を控えた小野寺さんには、将来、報道関係の記者などマスメディア関係の仕事に就きたいという夢がありました。きっかけは、高校3年間の放送部の活動です。ラジオドラマ制作や朗読の練習に励み、春はNHK杯全国高校放送コンテスト、秋は北海道高文連放送コンテストに参加していました。「将来に活かせることを大学で学びたいと考えていましたが、道内でマスメディア研究ができる私立大学は数えるほどでした。それらの中でも私が調べた限りでは、専門の担当教授がいらっしゃるのは北星学園大学文学部心理・応用コミュニケーション学科だけでした」この学科のホームページで小野寺さんが注目したのは、阪井宏教授のゼミ紹介です。教授の主な担当授業は「マスコミュニケーション論」や「インタビュー論」で、ゼミは取材を通して現場から学ぶことを重視するということでした。小野寺さんは阪井教授から学びたいという一念で、この学科をめざしました。

自分自身の経験も積める講義や演習を興味深く学んできました

 心理・応用コミュニケーション学科の1年生が最初に参加する学科主催の新入生歓迎会で、小野寺さんは阪井宏教授に自己紹介しました。そして、「大学3年になったら、教授のゼミに入りたい」と願い出ました。
 小野寺さんは前もって決めていた通り、大学1年から阪井教授の講義を積極的に受講していきました。その中で、一番興味深かった講義は「ルポルタージュ論」です。「ルポルタージュ作品を見るだけでなく、自分でルポルタージュを書く演習も含まれていました。実際に行った取材などの体験から感じ取ったことを文章にするという経験は、私にとってとても意義のあるものでした」他の教授が担当する「プレゼンテーション演習」にも手応えを感じました。「声」といった単語を社会的な事柄につなげて、全員の前で1分間話すという演習があり、中学生の時から競技ディベートをやってきた小野寺さんは大いに実力を発揮できたといいます。

期待以上の成果、それはドキュメンタリー映像作品の制作です

 小野寺さんが阪井宏教授から「ドキュメンタリー映像作品を作らないか」と声をかけられたのは、大学1年の後期でした。そして、教授と学生有志で阪井研究室 映像制作チーム(現在のジャーナリズム研究会)を結成しました。第一作目の作品名は「銃を置いた兵士たち〜消えていく沖縄戦秘話」で、沖縄戦末期に起きた史実を映像作品にまとめました。この作品は『2014年度「地方の時代」映像祭』で学生部門最高位の優秀賞を受賞。「北海道映像コンテスト2015(学生部門)」でも最優秀賞を受賞しました。
 翌年も、宮城県で被災した防災庁舎を取り上げた「津波が残した記憶〜震災遺構と向き合う町〜」を制作し、『2015年度「地方の時代」映像祭』で再び優秀賞を受賞しました。
 新入生歓迎会の時の言葉通り、大学3年からは阪井ゼミに所属し、ゼミでも映像作品を制作しています。観察力も考察力も鍛えられ、小野寺さんは大学で期待をはるかに超える成果が得られたと実感しています。

輝いています、学生生活。

アイドルのライブを観るのが趣味で、小さな町のお祭りにも出かけます。ライブで訪れた地域の魅力を発見するのも楽しみです。
ドキュメンタリー映像作品の制作は毎回、テーマ探しから完成に至るまでいろんな壁にぶつかりましたが、大きな賞をいただくたびに自信がつきました。
放送研究会の友だちとテレビ局を見学。私は高校の時からドラマ制作も朗読もラジオ部門なので、アナウンサー体験は新鮮でした。

MESSAGE BOX後輩へのメッセージ

大学は自由です。学生一人ひとりの自主性が尊重されるところです。「自分のやりたいこと」を持っていて、それに向かって努力すれば、きっとよい結果が出せると思います。