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HOKUSEI GAKUEN UNIVERSITY
HOKUSEI GAKUEN UNIVERSITY JUNIOR COLLEGE

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◀ 2016 社会福祉学部 福祉臨床学科
特集 私たちがここで学ぶ理由
07

社会福祉学部 福祉臨床学科 4年

西山 ( にしやま) 萌美 ( もえみ)さん

日本放送協会学園高等学校出身

医療と関連が深い
社会福祉に興味を持って進学

高校生活の約半分を通信制高校で学び、通学日に年代の違う人たちと授業を受けるなど貴重な経験をした。大学では北星ピア・サポーター(大学4年5月で任期満了)や学生広報委員会、社会福祉研究会の活動に参加。大学2年次には語学研修で台湾に2週間渡航した。

社会福祉学部 福祉臨床学科インフォメーション

地域や施設で生活上の問題を相談援助する「ジェネラリスト・ソー シャルワーカー」の育成を目指しています。

医療と関連が深い社会福祉の領域に興味がありました

小学校高学年の時に身近な人たちが病気を患い、辛い治療を受けている姿を見て、西山さんは子どもながらに「もっと負担の軽い治療や薬はないのかな」と思いました。その思いは成長しても心に強く残っていて、高校生の頃は医療関連の仕事に興味を持っていました。 「大学の情報を集めたり、周りの人たちから話を聞くうちに、めざす方向が少しずつ変化して、医療と同列で語られることが多い社会福祉の領域に興味を持つようになりました」  北星学園大学社会福祉学部福祉臨床学科では地域や医療、教育、行政の現場で社会福祉の知識が活かせるカリキュラムが展開されており、社会福祉士の資格を取得する環境も整っていることから、進学を決めました。  西山さんは月に2回ほどの通学日以外は一人で勉強する通信制の高校生活を送っていたので、大学では出会いや経験を重ねて充実した学生生活を送りたいという希望も持っていました。

1年次の高い成績評価が気持ちに余裕と意欲をもたらしました

 大学進学の目的の一つに社会福祉士の資格取得を挙げていた西山さんですが、実際に大学生活がスタートしてみると、将来の進路に迷いが出てきました。 「資格取得のために一生懸命勉強しなければ!と自分を叱咤する一方で、やっぱり医療分野を学びたいという未練が顔をのぞかせたりして、なかなか学業に専念できませんでした」  迷いが吹っ切れたのは、大学1年次の修了時に成績評価を手にした時でした。1年間の努力が好成績という形で実ったことで、肩の力がふっと抜けて気持ちに余裕を持てるようになりました。そして2年次からは資格取得にこだわらず、意欲的に学生生活に取り組むようになりました。  講義や実習を通じてさまざまな福祉臨床学を学んできた西山さんは、現在、超高齢社会の問題への興味を深めています。この問題はやがて親も高齢になるなど、自分の生活と結びつけて考えられるので、課題に取り組む姿勢も自ずと真剣になるといいます。

大学4年間で物怖じしない心の強さと行動力が身につきました

 専門科目以外で西山さんが1年次から熱心に学んでいるのは、外国語科目の中国語です。2年次には「海外事情(中国語)」という科目で、2週間の台湾語学研修に参加しました。 「母が若い頃に中国語を習っていたことと、きれいな発音に惹かれて興味を持ちました」  2年次6月から4年次5月末までは、大学公認の学生支援組織である北星ピア・サポーターで活動。大勢の新入生を前に学科の説明会を進行したり、総務・人事係のリーダーを担当しました。3年次には学生広報委員会のメンバーにも応募。現在も広報誌の作成やラジオ番組の企画に携わっています。また、友人の誘いで2年次からは社会福祉研究会にも所属。研究会にきた依頼を受けて、不登校支援ボランティアも経験しました。  西山さんは積極的に学生生活に取り組んできた成果として 人前でも海外でも物怖じせずに行動できるようになり、自分が大きく成長したと実感しています。

輝いています、学生生活。

北星ピア・サポーターの活動には、新入生のサポートが多く含まれています。個別の履修相談では新入生にわかりやすく話すように心がけました。
社会福祉研究会のメンバーとは、それぞれの学習成果報告や情報交換などを行っています。この日は部室の大掃除。力を合わせてきれいにしました。
北星オリジナルクッキーの企画、ラジオ番組への出演、広報誌の作成など、学生広報委員として、さまざまなことに挑戦しています。

MESSAGE BOX後輩へのメッセージ

受験生の今も、大学生になってからも自分で自分の可能性を狭めず、視野を広く持っていろいろなことに挑戦してみてください。積極的に取り組めば、きっと道は拓けます。