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失敗をガソリンに、根性をエンジンに

-現地企業訪問-

経済学部 経済法学科 3年
 中本 愛梨

期待の第1回目

▲市役所の受付で交渉、不慣れな英語でも熱意は伝わったが…

 海外事情の企業訪問は、シドニーで自ら企業にアポイントメントをとり、訪問することで仕事への理解を深めることが目的です。
私は渡航前から都市開発に興味を持っており、都市開発のプランニングを担うシドニー市役所を訪問しようと考えました。そこに直接赴いて、受付の方と話したら、「アポイントメントのメールを市役所宛に送るように」と言われました。しかし交渉の後、忙しくてメールを送るのが遅くなってしまいました。返信が来ないので何度か送り、もう一度シドニー市役所の受付で直接交渉したのですが、「時間が足りない。以前、交渉しに来たその日すぐにメールを送ってくれれば、間に合っていたかもしれない」と断られてしまいました。私の行動が遅かったことで、せっかくの機会をものにできなかったことは、非常に悔しかったです。

失敗をばねにした2回目

▲真ん中奥のビルは日本独立行政法人のJETRO。日本企業の海外支援を行っている。最終週に訪問し、ここでも都市開発について学べた

 後日、リサーチを続けていて丸紅という日本の企業がシドニーの都市開発に関わっていることを知り、訪問したいと思いました。訪問の前日は、訪問の段取りと何を質問するか考えることに費やしました。帰国まで残された時間は僅か2日。勢いと情熱をもって臨むしかありませんでした。
 帰国1日前、丸紅へ行き、「5分だけでも良いのでお話を伺いたい」と熱意をもって伝えると、会議室に案内され、30分ほど時間を頂けることになりました。都市開発に関わっている方に「都市開発をするうえで大切なことは何ですか?」と尋ねると、「政府から要望を聞き、市民に何が必要か、そして経済的な利益を生むにはどうするべきかを考えなければならない」と答えてくれました。政府と市民、経済にとって『何が価値か』を考える、企業が行う都市開発のお話が聞けました。

企業訪問で得られたもの

 シドニー市役所訪問での失敗は、私の丸紅訪問の強い味方になりました。迅速な行動と熱意をもって伝えれば、機会を得ることができることを教えてくれました。そしてその先で得られた、企業が行う都市開発の話は、私の視野を広げてくれました。都市開発に関われるのは市役所だけ…と思っていた自分は見ていた世界が狭かったのだと思い知らされ、これからも視野を広げ続けたいと思いました。失敗して一度は挫折しかけ、苦しい思いもした企業訪問でしたが、そこで得られた学びを今後も活かしていきたいです。

 

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