世界の諸文化の多様性と私たちの社会の特徴を学ぶ
生活文化履修モデルでは、あなたの身近な / 憧れの地域の生活を、自分の足で歩く・見る・聞くフィールドワークの方法で調査し、他者に伝える方法を学びます。
具体的なテーマは各人の興味に応じて、衣食住や人間関係などに関わることを選び、卒業論文としてまとめます。
同時に、人間の生活に関わる諸技術を自ら身に付けます。
日本と世界の多様な文化について学ぶことで広い視野を獲得し、ひるがえって地元の魅力を発見します。
学生の声
フィールドワークが生活文化ゼミの学びの中心。
調べたことが伝わるようにプレゼンする力を磨いています。
北星学園大学附属高等学校出身
私は、高校時代、就きたい職業が決まらず、すぐに就職することにも不安があり、社会で働くために必要な知識を蓄えたいと考えていました。
その時、部活の先輩が生活創造学科に進学し、充実した短大生活を送っており、「様々な分野の科目が学べ、就職率がとても高い」と勧めてくれました。当時のパンフレットには農協に就職した卒業生の体験談があり、私も安定した仕事に就くために短大に進学しようと決めました。
私が文化ゼミを選んだのは、ゼミの先輩方の楽しそうな雰囲気や、自ら調査地に行って聞き込みを行うフィールドワークの授業に興味を持ったためです。文化ゼミでは、学生が交代で発表しながら「文化人類学」の教科書を読み、日本や世界各地でのフィールドワークの成果に学んでいます。
発表に関して私は、文を簡潔にまとめ、図を取り入れた資料を作って、紙芝居を読むような話し方をしたら、みんなが面白くてわかりやすいと言ってくれました。このように他者に伝わるプレゼンテーション能力を磨いています。
コロナ禍でもゼミでメキシコの切り絵パペルピカドを作ったり、大学の森と大谷地町内会を探索してお散歩マップを作ったりとアクティブに活動しています。そして、これらの活動をゼミのブログやInstagramで世界に紹介しています。
※内容は2020年7月時点のものです。
カリキュラム
科目名 |
学年 |
生活学基礎演習Ⅱ (文) |
1年次 |
社会学Ⅰ |
1年次 |
社会学Ⅱ |
1年次 |
マルチメディア |
1年次 |
ビジネスコンピューティング |
1年次 |
家族文化論 |
1年次 |
生活創造専門演習 (文) |
2年次 |
社会調査法Pick up! |
2年次 |
アジア地域論 |
2年次 |
現代文化論 |
2年次 |
Pick up!専門科目
社会調査法
この授業では文化人類学的なフィールドワークの方法を学び、わたしたちの身のまわりの世界を客観的に観察・記録・分析していきます。調査テーマは受講者ひとりひとりにとってもっとも関心のあることがらを選びます。
写真は、大学生協の品揃えの調査です。お店に並んだ食品を実際に数えてみたら、生協にはこの日、飲料が79種類 ! おにぎり15種類、アイス25種類が売られていました。店長さんに聞き込みをすると、今のおにぎりの一番人気はとりマヨということでした。
社会調査法では、数える・測る・聞く技術を身に付け、フィールドワークを通して地域のあり方を解明します。
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