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【心コミ・リレーエッセイ 2021年度 第27回:「美唄で「クリスマス飾り」つくりました」(阪井宏/教授 専門:現代社会学、メディア論)】

2021/12/24

 12月18、19の両日、美唄市中心部にある大型スーパー「コアビバイ」内の一角で、阪井ゼミの学生たちがワークショップ「クリスマス飾りをつくろう!」を開きました。会場には大勢の子どもたちとそのご家族が訪れ、木の枝や、松ぼっくりに思い思いの色を塗り、ビーズをつけ、クリスマス気分を楽しんでいました。


 素材は大学の近くで拾い集めた木の枝や、松ぼっくり。コロナ禍の間隙をついての活動のため、前日に大通のPCR検査会場で検査をし、全員の陰性を確認したうえで美唄入りしました。


 会場には就学前の幼児から、お孫さん同伴のおじいちゃん、おばあちゃんまで、幅広い年齢層の方たちが訪れました。学生たちは子どもに対しても、お年寄りに対しても、見事なコミュニケーション力を発揮してくれました。お年寄りの方たちも、学生たちと一緒に飾り作りを楽しんでくださったようで、「すごく楽しかった」と口をそろえ、笑顔で帰っていきました。活動の様子は、19日付の北海道新聞(空知版)に、カラー写真入りで大きく紹介されました。


 印象深かったのは、大勢の市民の方たちがとてもあたたかく歓迎してくれたことです。休みなく活動する学生たちは、お菓子の差し入れをいくつもいただきました。私たちが松ぼっくり飾りを作ると知って、数が足りなくならないようにと、ご自分で集めた松ぼっくりを差し入れてくださった女性もいました。「来年もまた来てください」と何人もの方たちに声をかけられました。


 本企画の狙いの1つは、情報発信の在り方の調査・検討です。旧メディア(新聞、テレビ)と新メディア(SNS)でイベント開催を事前告知し、どの年代の来場者がどの媒体から情報を受け取ったか、などについてアンケートをとりました。調査結果は年度末の活動報告でまとめます。