先日、韓国ソウル大学教育学部において学会が開催され、他学部の同僚と共にポスター発表を行ってきました。学会の名称は、the 23rd International Conference on Education Research (ICER)（第23回教育研究に関する国際会議）で、私達が発表をした演題は、Reconsidering Community Resilience for Educational Restoration based on confidence-building（信頼構築に基づく教育再生のためのコミュニティ・リジリエンスを再考する）です。

この学会は全て英語で行われ、広くアジア諸国のみならず英国や米国などの研究者が集う学会です。ポスター発表の際には韓国やフィリピンの研究者と意見交換を行うなど、非常に多くの学びを得ることが出来ました。

心コミで大島教授と私が担当する「English as a global language」（地球語としての英語）や教員がオムニバス形式で担当する「地域国際概論」でしばしば学生達に伝えることとして、"Don't be afraid of making mistakes!"（間違えることを恐れない）ということがあります。失敗体験や成功体験を積み重ねることで少しずつ自信が付くことは勿論ですが、実は日本語でのコミュニケーションの力（読む、書く、話す、聞く）を付けることが英語のような外国語をより上達させるための土台ともなります。

ポストコロナ時代と言われるに従って、私がかつて中高の英語教員であったこともあり、学生からの要望で授業買いに個別に英語を教える機会が増えてきました（この記事がアップされる今日も学生にTOEFL英語を教えます）。これからも学生達の学びを支えつつ、と同時に私自身も国際学会で引き続き発表をするための研鑽を積みたいと思っています。