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片岡ゼミ 学校訪問記②

2009/09/18

片岡ゼミ(3年)では、学校訪問記①に続き幾つかの学校を訪問しました。石狩市内の小学校(養護教諭)、同市内の中学校(英語科教諭)、そして空知管内の高校(教頭先生)に話を伺うことが出来ました。

小学校では養護教諭の先生に、現在の子どもの様子について主に話を聞くことが出来ました。とりわけ子どもの背後にある家庭の変容や、同時に学校と家庭の連携のあり方についても興味深い実践をお話して頂きました。

中学校では、主にクラス作りの観点からお話を聞きました。現在では人間関係づくりに困難を覚える生徒もおり、ソーシャル・スキルという人間関係づくりのための教育実践について、具体的な取り組み方法について伺うことが出来ました。

高校では、管理職という立場から学校組織を束ねる際に気を配っていることや、先生方の力を引き出すために先生方と多く話す場を意識されて設けているという実践について、お話して
頂きました。

いずれも教科書だけでは感じ取ることが出来ない、現場ならではのお話に、参加した学生は数多くの刺激を受けました。書物と現場の往復運動をモットーとする片岡ゼミでは、夏休み期間に行う函館ゼミ合宿でも、市立函館高等学校と遺愛女子高等学校を訪問し、更なる見聞を深める予定でおります。

なお、片岡ゼミでは国際交流や英語教育に関心を持つ学生もおり、札幌市の国際交流を学ぶために、財団法人札幌国際プラザを訪問する機会も得ました。

最後になりましたが、ご多忙の中、学生のためにお時間を取って頂いた諸先生方ならびに関係者の方々に、心より厚く御礼を申し上げます。