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後藤ゼミ 卒業研究ポスター発表会

2009/09/28

夏休みの一日を使って、後藤ゼミの4年生は卒業研究ポスター発表の練習を行いました。心コミでは卒業の審査がこの「ポスター発表」によって行われます。これは心理学の学会発表で採られる形態であり、4年生はこれによって自分の卒業研究の審査を受け、合格すれば晴れて卒業、ということになるわけです(昨年度の様子)。

後藤ゼミでは毎年夏休みに、この練習を兼ねて発表コンテストを行っています。


壁一面に貼り付けたポスターを使って、自分の研究を説明します。聴衆は他のゼミ生です。


同時に何名もポスター発表をしています。1つの発表の説明が終わったら、次のポスターに移動します。


パソコンを使って研究のデモンストレーションを行った人も。


本番にならって、全員がお互いの研究を審査しあいました。「説明のわかりやすさ」、「ポスターの見やすさ」および「研究の面白さ」について投票を行った結果...。



今年は「携帯電話とパソコンの画面サイズの違いが文章理解に与える影響」という発表が見事1位を獲得しました!確かにとても分かりやすい発表になっていました。本番もこの調子で!!


一通り発表&投票が終わって、みんなで晩ご飯です。緊張の後の、心地よい緩和を楽しみました。

今年度のポスター発表タイトルは以下の通りでした(順不同)。興味のある人は後藤まで聞きに来てください。

「事後情報の形式とモダリティの違いが事後情報効果とソースモニタリングに与える影響」

「2008・2009年度新入生歓迎会総括と準備過程における仮想世界ゲームの活用」

「口頭による文章要約成績とワーキングメモリ容量の関連性の検討」

「アサーティブ・コミュニケーションと目標意識の両立が高校運動部の『振り返り』を活性化させるか」

「社会的状況における発話速度及び抑揚が話者の印象形成に及ぼす相互作用」

「踊り子経験の有無がYOSAKOI演舞作品における『曲』と『振り』の関係評価に与える影響」

「聞き手が認知するFMラジオDJの“口調”とは-韻律的特徴の変化が及ぼす影響による検討-」

「アロマテラピーの香りの効果が作業遂行に及ぼす影響-事前情報と香りの“効果”の既知性から-」

「携帯電話とパソコンの画面サイズの違いが文章理解に与える影響」

「『ミス記録帳』を用いた収集・分類調査とヒューマンエラーに対する自己認識の特徴の分析」