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片岡ゼミ 3年ゼミ合宿 in 函館

2009/09/30

片岡ゼミ恒例のゼミ合宿が9月8日~9日にかけて函館で行われました。

1日目には市立函館高等学校を全員で訪問し、高校の特色や函館市の高校教育の状況について、教頭先生よりお話を伺いました。これまでゼミで訪問した札幌および近郊の公立・私立高校の特色と比較することができて、大変有意義な時間を送ることができました。

2日目には3つのグループに分かれて、フィールド調査研究を行いました。その3つのグループとは、保育園調査研究グループ、乳児院調査研究グループ、そして私立学校調査研究グループです。

保育園調査研究グループは、つくしの子保育園を訪問しました。子どもたちが自然の中で元気に過ごしてる様子を直に伺う事ができ、また訪問した学生は、0歳児、1歳児、2歳児、3歳児クラスにそれぞれ入れて頂き、年齢別の発達を実際に経験させて頂くこともできました。また、保育園が保護者と親密にコミュニケーションを図り、信頼関係を築いている様子も知ることができました。

乳児院調査研究グループは、さゆり園を訪問しました。北海道には乳児院が二つあり、もう一つの札幌乳児院にも事前に訪問していたこともあり、今回の訪問で北海道における乳児院の役割や実際現場で働く職員の方々の声に耳を傾けることができました。様々な理由によりやってくる子ども達の現実を聞くにつれて、それを支える社会の役割の重要性について再確認する訪問となりました。

私立学校調査研究グループは、遺愛女子中学校・高等学校を訪問しました。函館の中でも歴史がある学校を訪問し、校長先生から学校の特色について伺うことができました。
函館における私立学校間の特色の打ち出しや、公立学校との差別化など、前日に市立函館高等学校を訪れていたこともあり、函館における高校間における良い意味での切磋琢磨の様子を知ることが出来たことは、これからの学びに大いに参考になりました。

このような調査研究と同時に、このゼミ合宿はゼミのメンバー間の親睦を図ることも大きな柱でした。移動中に語り合った時間は、このゼミの結束を大きく、強くしてくれたと思います。函館ということで、おいしい食事も堪能するとともに、今でも心の中に鮮やかに焼き付けられた夜景も全員で見ることができました。

北星と言えば、"Shine Like Stars in a Dark World"ですが、まさにゼミの一人ひとりが輝いていたゼミ合宿 in 函館でした。

今後は、4年次の卒業研究を見据えてゼミ論の執筆に取りかかります。ゼミ論は個人で執筆する作業ではありますが、ゼミの中で質疑応答や意見交換を全員でしていきます。ゼミ1期生である4年生の力を借りながら、それぞれの研究テーマを深めていきたいと思います。


函館と言えば、函館山からの夜景。


それに、やっぱり海の幸でしょう。


訪問先の高校の前にて(^_^)V