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基礎演習後藤組、始動!

2009/11/04

今年もまた、「基礎演習」の授業が始まりました。基礎演習とは、心コミ1年生後期に開講される授業で、15人前後の少人数で行われるゼミ形式の授業です。

今年の授業は「発想法を学ぶ」。アタマを柔軟にして様々なアイデアを出すための第一歩として、まず最初に学生同士のディベートを開催しました。




これまでに「金属バット実子殺害事件」、「成人年齢を18歳に引き下げるのは是か非か」、「死刑制度の是非」などのテーマについて議論を重ねて来ました。

で、本日のテーマは「八ッ場ダム建設の是非」。
最近のニュースでもたびたび話題になっているこのテーマについて、大学生の目線から議論をしてみました。




ディベートを始める前までは、大学1年生にとっては難しすぎるテーマかもしれないと心配していたのですが、ふたを開けてみたら驚くくらい多彩な意見が出てきました。

世間一般的に言われているような意見はもちろんのこと、「昨今のゲリラ豪雨など、これまでの人間の予測を遙かに超えた災害が起こっていることを考えると、建設しておいた方がいい」といったものや、反対に「絶滅危惧種66種類の動物がいるので建設は見合わせるべきだ」といった意見も出てきて、あっという間に90分が過ぎました。




終了後はみんなで「本音トーク」です。今回は、テーマについて情報を収集してきた人の活躍が目立ちました。改めて、「具体的な知識の説得力」や「“知っている”ということの重要性」を再認識しました。

基礎演後藤組では、引き続き発想力を身につけるための訓練を行っていきます。