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卒業生の今 ~安中さん(大島ゼミ卒)~

2010/06/28

卒業生からメッセージをいただきました。

2007年3月(2期生)に大島ゼミを卒業された安中茉美さん。
現在はソウルでご活躍中で、その模様をお伝えします。


<現在の仕事>
 現在、韓国ソウル市の光化門(カンファムン)アートホールという劇場で公演のマーケティング担当として勤務しています。当劇場では伝統演戯常設公演「PAN」という、韓国の伝統芸能を行っています。


熱気溢れる公演の様子

 日本からソウルにいらっしゃる観光客やご旅行の方など、より多くの方に公演を鑑賞していただくように働きかけることが私に任された仕事です。たとえば旅行会社の商品として扱っていただけるよう旅行会社(日本・韓国)に営業を行ったり、マスコミ・雑誌社などに働きかける,などの広報も行っています。
 また、韓国観光公社やソウル市など公的機関が主催する観光促進イベントでのプロモーションや会議などにも参加したり、販促グッズの提案あるいは字幕やリーフレットの制作など、お客様に公演を楽しく鑑賞していただく企画にも関わっています。
 勤務し始めて3ヶ月の新人ですが、少ない人数の会社のなかでいろんなことを吸収しようと頑張っています。そして「韓国の文化を日本の方に伝える仕事がしたい!」という思いを形にしていこうと思います。


公演の案内

「地球の歩き方」のブログにも公演紹介の記事がアップされています。
地球の歩き方編集部・取材&日記


<心コミでの学び>
 心コミでは、あらゆる分野のことを様々な角度から学べたこと,そして自発的な実習がとても多かったことが、今とてもよかったと思っています。「なんとなく」持った興味も、机上の勉強だけではなく実際に動いて自分の体で体感できたことも、心コミだからこそできました。その中で、「やりたいこと」と「できること」の軸が交わるところを、自分なりに模索できたのではないかと思います。

<ゼミと韓国への関心>
 アジアになんとなく関心を持ち、EASCOM(東アジア学生交流プログラム)で活動をしたことがきっかけとなり、「韓国の文化」をもっと深く知りたい!と思いました。
 卒業研究でも韓国に関連したテーマを扱いたいと思い大島ゼミに入り、ゼミでの議論や先生から論文作成についてアドバイスをいただくなかで、漠然とした興味・関心を具体化できたような気がします。卒業研究提出の締切の直前には、大島先生の研究室に何度も必死の形相!でうかがいました。

<大学生活を振り返って>
 大学時代は様々なことに興味を持ち、知見を広げられる絶好の機会だと思います。興味があればとりあえずやってみること!そして、いろいろな方にもお会いしましょう。
 重要なことは、自分の経験を記録しておくことだと思います。いただいた言葉も(もちろん連絡先も!)残しておくと良いですよ。
 北星学園大学の魅力は、敷地がこじんまり?としているだけに、開放的というか先生と学生との距離がとても近いことでした。韓国語を教授してくださった先生の研究室に頻繁に足を運びお話をうかがったり、先生が韓国に関心がある学生を集めて研究室で昼食会を毎週開いてくださったりしました。

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心コミ学科では,卒業生の皆様からのメッセージもお待ちしています。
あなたの「今」をぜひお知らせください。