2010年7月15日（木）の2講目より、本学A401教室にて、写真家の内藤順司氏（プロフィール、詳細についてはこちらを参照）による公開講演会が開かれました。当日は、授業の振り替えということもあり、学科の１年生がたくさん参加しましたが、それだけではなく、他学科の学生も含めて、数日前の北海道新聞で行事の情報提供が行われたので、学外から参加された方もいらっしゃいました。
講演は、内藤氏が取材を続けている、カンボジアのIKTT（クメール伝統織物研究所）での森本喜久男氏の活動（詳細は、こちらを参照）とスーダンで医療活動を行う川原尚行氏の活動（こちらを参照）紹介が中心でしたが、このような日本人海外NGOの活躍の紹介に注ぐ内藤氏ご自身の意気込みが十二分に伝わる素晴らしいものでした。
講演の最後に、本学科４年生で、フィリピンの子どもたちの支援活動に参加している学生からの映画上映支援ボランティアの募集などもあり、多くの人たちに、本学科の教育活動を知っていただくよい機会になったと思います。
講演会終了後には、生協2Fスペースを使って内藤氏によるカンボジアでの森本喜久男氏の活動を紹介する写真展が行われ、この企画は８月７日の土曜日まで開催されました。
なお、カンボジアだけでなく、ベトナムでのNGO活動にも参加する「短期海外研修」は今月末に実施されます。その報告もご期待ください。
（文責：田辺毅彦）



講演会の様子


写真展「蘇るカンボジア」伝統織物の復興が'暮らし'と'森'の再生に至るまで