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フィリピンのゴミ捨て場で生きる人々を追ったドキュメンタリー映画「BASURA」の上映と四ノ宮浩監督のゲストトークを開催

2010/10/04

10月10日の学園祭期間中に、フィリピンのゴミ捨て場“スモーキーマウンテン”で生きる人々の姿を追ったドキュメンタリー映画「BASURA(バスーラ)」の上映イベントが開催されます。
これは、フィリピンでの国際ボランティアを続けてきた、本学文学部心理・応用コミュニケーション学科4年の福田麻美さんが、世界のために若者として何ができるか考えたいと企画したものです。
監督は貧困の象徴とされるフィリピンのスラムを撮影し続け、世界の映画祭のドキュメンタリー部門で数々の受賞をしている四ノ宮浩さんです。福田さんが監督にラブコールを送り、来道が実現しました。
BASURAはフィリピンで使われているタガログ語で「ゴミ」という意味。1995年に発表された第一作「忘れられたこどもたちースカベンジャー」第2作「神の子たち」に続く作品です。マニラ郊外の巨大なゴミ捨て場“スモーキーマウンテン”には長きに渡りゴミを拾い、それを売って生活をしている人が2万人以上いました。世界から貧困の象徴として注目されたことに耐えかねた政府がある日、スモーキーマウンテンを突如閉鎖してしまいます。しかし政府から新しい住宅を与えられても彼らは隣に出来た新しいゴミ捨て場で再びゴミを拾う生活を選んでしまいます。20年前に撮影を通して出会った彼らはどうしているのだろう?四ノ宮監督がこれまで彼のフィルムに登場した人物ひとりひとりを訪ねる旅にでました。そして2009年、フィリピンの今とゴミを取り巻く様々な問題の根の深さを描きだす最新ドキュメンタリー「BASURA(バスーラ)」が完成しました。
上映による利益はフィリピン・スモーキーマウンテンの簡易診療所「バスーラハウス」に寄付されます。
イベントのタイトルは「日本の若者が世界を変える」。映画を見て、監督の話を聞き、1人1人に何ができるか一緒に考えませんか?

イベント実施日時: 10月10日(日)  13:00開場、13:30開演
13:30 「BASURA」上映
15:25 四ノ宮監督ゲストトーク
16:20 終了予定
場所:北星学園大学(図書館4階A教室)
チケット:800円(北星学園大学生協又は当日は星学祭模擬店スペース内特設ブースで購入できます)
お問い合わせ:
北星学園生協 ℡011-891-2313 または
北星学園BASURA上映実行委員会 hokusei-basura2010@hotmail.co.jp
イベント告知チラシ