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片岡ゼミ 東日本大震災に関する取り組み

2011/07/26

 3月11日を受けて、4月から片岡ゼミのメンバーとなった学生たちは、今の自分たちに何が出来るだろうかと自問自答するようになりました。片岡ゼミでは「教育と子ども」が主なテーマのため、自分たちの力の限界をしっかりと見極めながら、その上で出来ることを取り組もうということになりました。

 そこで、被害が大きく報じられた宮城県石巻市にある小学校を支援の対象とすることにしました。小学校側のニーズには何があるのだろうかに関して、ゼミの時間だけではなく、それ以外の時間をも使って幾度となく話し合いをしました。

 その結果、「ほっこりふれんずプロジェクト」というプロジェクトを立ち上げ、小さいながらも息の長い取り組みをすることに決めました。その柱は、1.子ども達に四季に応じて手紙を出す 2.児童向けの本や図鑑等、ならびにベルマークを集めて、定期的に送る、となりました。




 片岡ゼミの3年生が同じく片岡ゼミの4年生、片岡ゼミ同窓生に呼びかけるだけではなく、心コミ全体にも呼びかけて、心理・応用コミュニケーション学科の実習室の一角を使用し、呼びかけることにしました。その支援は心コミに留まらず、他の学部学科の方からも支援を頂いております。この場を借りて感謝いたします。

 第1弾として、写真にあるようにメッセージカードを組み合わせて大きな「アンパンマン」を作り、小学校へ送りました。プロジェクトの名前にあるように、少しでもほっこりと笑顔になってもらえるように、今後も相手のことをしっかりと踏まえた支援を、しっかりと取り組んでいきたいと思います。