片岡ゼミでは、子どもに関する調査とゼミ内での親睦を兼ねてゼミ合宿を行っています。
前期のゼミでは現在の子どもの現状について文献を使って議論を行ったり、実際に中学校を訪問してきました。
ゼミ合宿についてはこれまで帯広（2回）、函館（2回）、旭川（１回）を訪れています。今年度の片岡ゼミ6期生はゼミとして三度目となる函館を選びました。

函館では、まず乳児院「さゆり園」を訪れました。函館を訪問する際には、いつもさゆり園を訪れています。様々な理由で親と過ごすことが出来ない子どもたちが生活をしているさゆり園を訪問し、実際に職員の方から話を伺っています。また、園内も案内して頂き、実際の生活の様子を見せて頂いています。過去には少年院、少年鑑別所、児童養護施設などにもゼミ生が訪れていますが、今年も改めて「社会的養護」に関する理解を深めることが出来ました。

その次に、北星学園大学とも歴史的につながりの深い遺愛女子中学・高校を訪れました。さゆり園と同様に、毎回お世話になっている学校です。今回も教頭先生に遺愛の歴史や特色について、とても詳しく説明して頂きました。偶然にも訪問時期にゼミ4年生が教育実習を行っていたので、先輩に学校案内をして頂きながら見て回りました。その中で、音楽の先生がゼミ生のためにパイプオルガンで素晴らしい曲を演奏してくれ、その音色の荘厳さにゼミ生一同、静かに聞き入っていました。


遺愛女子中学・高校にて

また函館ということで、当日は天気の心配がありましたが写真のように言葉にならないほど美しい夜景を見ることが出来ました。


函館の夜景がとても綺麗でした

最後になりましたが、この度はゼミ生のために貴重な時間を割いて説明して頂いたさゆり園の園長をはじめ職員の皆様、遺愛女子中学・高校の教頭先生をはじめとする先生方に心より感謝申し上げます。