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グループ・コミュニケーションでグループ発表会を実施

2015/08/18

2年次前期に開講されている「グループ・コミュニケーション」では、その理論について学ぶだけではなく実践としても学びます。様々な分野から題材を選び、そして毎回グループでディスカッションを行います。主たる目的はグループ内で議論を行うことで、他の人から知的刺激を受ける大切さを学び、新しいモノの見方を身につけていくという過程を通して、グループ・コミュニケーションに関する理解の深化を図ることにあります。

毎年この授業の集大成として学生を幾つかのグループに分け、授業担当者から出されたテーマに関してグループ毎に考えた企画をプレゼンテーションという形式で学生達は発表します。この目的は、(1) グループで議論することの醍醐味(ならびにその大変さ)を実感する、(2) 現在の地域社会が求めるような説得力のある斬新な発想を「形」にするトレーニングを行う、(3) 自己評価、グループ内評価、他者評価を通して「反省的実践家」としての振る舞いの重要性を認識する、となっています。

今年のテーマは、「北星学園大学近郊の〈中学生〉を対象とした新たな学生プロジェクトを立ち上げる」というものでした。あるグループは〈イカダ合宿〉プロジェクトという案を披露し、また他のグループは〈お祭り〉を通して交流を深める案を発表してくれました。ここで学んだ経験を後期の「観察訓練演習」や3年次から始まるゼミの中で活用して欲しいと担当者として願っています。