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ラウンドテーブル2016が開催されました。

2016/03/15

3月12日(土)に心コミラウンドテーブル2016が開催されました。

このイベントでは、卒業生がかつて学生時代に学んだことや現在の仕事についての報告を、4年生が自分たちの卒業研究成果を発表をすることで、お互いに世代を超えた交流をしていこうという目的のもとに行われており、今年は記念すべき10回目となりました。

卒業生の報告、トップバッターは、秋山さん(大島ゼミ6・7期生)[株スタートトゥデイ]。
「『昨日わたしが頼んだ服っていつ届く?』みたいなLINEがよく来ます―心コミ6期生から新卒6期生になって―」というタイトルで、首都圏での就職活動に始まり、北海道との仕事面での違い、北海道を離れて暮らすことについて話してくれました。



2番手は、西館さん(蓑内ゼミ7期生)[はちどりプロジェクト]。
「カンボジアで国際支援!『微力だけど無力じゃない』」というタイトルで、カンボジアでの学校設立に始まり、自立するための産業開発、教育、就業支援を行っていることを話してくれました。



3番手は、加藤さん(石川ゼミ6期生)[株きのとや]。
「社員とお客様の幸せづくり」というタイトルで、製菓業界のしくみやお客様とのコミュニケーションについて話してくれました。



4番手は古野さん(大島ゼミ8期生)[北海道大学大学院国際広報メディア観光学院]。
「就職以外の進路の決め方」というタイトルで、それぞれのターニングポイントで、就職か、進学か、または留学かといった選択についての話をしてくれました。



卒業生トリは橘内くん(後藤ゼミ6期生)[台湾東海大学、リーンシステムラボ翻訳業務担当]。
「小心者、南へ」というタイトルで台湾での留学生活、仕事、日本との違いなどについて面白く話してくれました。



ここでコーヒータイム。
卒業生、現役生、教員に加えて、来年度入学予定の高校生も参加してくれました。
今年は新4年生の参加も多く、これから先に控えている卒業研究、就職活動についていろいろと参考になる話も聞けたのではないでしょうか?



後半戦は、在学生の番。
優秀卒業研究発表ということで、心理系からは伊藤さん(後藤ゼミ11期生)。
「実験論文:におい手がかりによって想起される自伝的記憶とは?―日誌法と実験室的手法を用いたプルースト現象の基本的特徴および生起メカニズムの解明」というタイトルで、あまり研究の進んでいない嗅覚における自伝的記憶として知られるプルースト現象についての研究を発表してくれました。



引き続き、応用系からは増田さん(片岡ゼミ11期生)。
「作品『戦後を生きるもの』」というタイトルで、戦後70年が経過し、戦争の生き証人が少なくなってきている昨今において、改めて戦争の記憶、平和への願いを後世につなげていくための作品づくりについて発表してくれました。



最後は在学生による海外短期研修の報告です。
1人目は高橋さん(13期生)。
「カナダ・バンクーバーに行ってきました。」というタイトルで、バンクーバーでの滞在経験、ボランティア活動、ホストファミリーとのエピソードなどを話してくれました。



2人目は吉田さん(大島ゼミ12期生)。
「Title is myself~それぞれの学び~」というタイトルで、ベトナム、カンボジアでのボランティア活動と、それによって自分がいかに成長したかについて話してくれました。



その後の懇親会は、昨年センター棟1Fにオープンしたカフェ、NORTH STAR CAFE Sarahにて開かれました。
過去最大の参加人数で、大盛況のうちに終了しました。



これまで1~10期生がそれぞれの道を歩んでおり、約1000人の学生を社会へと送り出したことになります。
今年は11期生が新たに社会人の仲間入りをします。
そんな彼らの良き先輩として、目指す目標として、個性的な5人の卒業生が発表をしてくれました。
また、在学生もそれぞれに素晴らしいプレゼンをしてくれて、聞いていた教員も嬉しい驚きに包まれていました。
卒業生と在学生それぞれが自分の持つ力を発揮してくれたようで、記念すべき10回目のラウンドテーブルにふさわしいものだったのではないでしょうか?

ラウンドテーブルは、毎年3月の1、2週目の土曜日に開催を予定しております。
来年以降もぜひ奮ってご参加下さい。