「英語を専攻していない学生でかつ海外渡航歴がなく、しかし海外の大学生と共通のテーマ（教育・子ども・国際関係）に関して活発な議論を希望する学生達に機会と経験を与える」ことを目的として、昨年9月末から約1週間に渡って片岡先生と片岡ゼミ2名がアメリカのインディアナ州にあるマンチェスター大学を訪問しました。この訪問は、北星学園大学の「教育の国際化」事業の一環として実施されました。その報告会を12月20日に行いました。

マンチェスター大学で参加をした2名の学生達は複数の講義に参加し、そしてディスカッションにも加わることで同年代の学生達がどのように世界を捉え、そして社会の諸課題を自分事として認識しているかを実際に感じ取ることが出来たようです。また、滞在中には二つの小学校と就学前の施設などにも足を運び、アメリカの学校教育などについても学ぶことができました。

「英語を学ぶ」ことに加えて「英語で学ぶ」経験をしてきた学生達は、大きく成長をして帰国をしてきたと思います。最近では心コミからも海外へ留学（長期・短期）する学生が出ています。その意味でも2名による報告は、後輩達の良きロールモデルとなったと思います。


「教育の国際化」事業報告会の概要。


2017年度「教育の国際化」事業報告会の様子。