星はこれからも、
輝き続ける。

A Celebration of Our Years Together
1951年〜

北海道の女子教育とともに歩んだ
「北星学園女子短期大学」

2002年〜

伝統を受け継ぎ、共学として進化した
「北星学園大学短期大学部」

Shine like
stars in a dark
world

北星学園大学短期大学部は、1951年に北星学園女子短期大学として開学して以来、
約140年にわたる学園の歴史の中で、多くの歩みを重ねてきました。

北海道における女子教育の礎を築いたサラ・C・スミスの志は、
時代を越えて、今なお本学に脈々と受け継がれています。

これまでに2万名を超える卒業生を送り出し、
その一人ひとりが、それぞれの場所で光を放ちながら活躍しています。

学長メッセージ

1951年、北星学園女子短期大学は確かな歩みを始めました。その歩みは75年間、キリスト教精神に基づいた実践的かつ人間的な教育を通じて、地域社会に貢献する人材の育成を目指したものでした。教育とは、知識の伝達にとどまらず、人格の形成と社会的責任の涵養を含む営為であり、この間、その使命を誠実に果たしてきました。

「終わり」の中に「始まり」があると申します。今日までの教育実践、研究活動はこれからの北星学園大学の充実・発展に確実に活かされるものと確信しております。また、そうしていかなければなりません。北星の光が、これからも多くの人びとの道を照らし続けていかなければなりません。

北星学園女子短期大学、北星学園大学短期大学部にかかわられた、すべての教職員、同窓生のみなさまに心から感謝いたします。
本当に有難うございました。

中村 和彦

学長

中村 和彦

NAKAMURA, Kazuhiko

学部長メッセージ

「北星短大」は、学生、卒業生、地域の方々に愛される学校であったことに思いをはせます。そして、私たち短大部の教員も、北星短大に、愛着と誇りを持って、今日までの歩みを続けて参りました。それだけに、北星短大との「お別れ」は辛く、格別の寂寥感が伴います。

時代の趨勢、社会的な変化を俯瞰的に捉え、北星短大は、これまでの役割を発展的に解消するという判断をいたしました。その役割とは、女子への高等教育であり、高度で専門的な学びを2年間に凝縮して提供することであり、社会に出る前に広く教養教育を行うことでした。いずれも、今日の高等教育に求められることであり、今後、北星学園大学が引き継ぐべき課題も含まれていることと認識しています。

学生と教員の間の距離が近く、学ぶという目的に向かって、共に時間を紡いできた歳月は、これからも皆さまとの架け橋になると信じています。これまで、北星短大に関わって下さった方々に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

藤原 里佐

短期大学部長

藤原 里佐 教授

FUJIWARA, Risa

特別な一日を
開催します

フェアウェルパーティのお知らせ

1951年の開学から75年。2万人を超える卒業生の皆様へ、
最後の感謝の気持ちを込めて、フェアウェルパーティを開催いたします。
懐かしい仲間と再会し、思い出を語り合い、母校への感謝を分かち合う、
特別な一日となることを願っております。

日時

2026313

16:00-18:00 (15:30受付開始)

会場

ニューオータニイン札幌

札幌市中央区北2条西1丁目1−1 地図

ニューオータニイン札幌
詳しくはこちらを
ご覧ください

歴史沿革

短期大学開学に至るまでの歩み

1887年、アメリカ人女性宣教師サラ・C・スミスは札幌に到着し、7名の生徒とともに私塾を開設しました。人々は親しみを込めて、これを「スミス塾」と呼びました。
1894年には、札幌農学校第2期生・新渡戸稲造の助言により「北星女学校」と命名され、その名は聖書の一節 (フィリピの信徒への手紙 2章15節)「Shine like stars in a dark world (暗い世にあって星のように輝く)」に由来しています。

実生活のさまざまな義務と責任を完うし得る教育によって、世にあって輝ける女性を育てるというこの志は、時代を超えて受け継がれ、やがて北星学園女子短期大学の礎となりました。

サラ・C・スミス

創立者 サラ・C・スミス

1951年、開学 英文科からのスタート

1954年、家政科がはじまる

学科改革による教育の深化

50周年と共学化

閉学、そして次代へ

ロゴの歴史

校歌

校歌
北星学園大学短期大学部の歴史を動画でご覧いただけます(2008年製作)

学科の変遷

1980年には、英文科を英文学科へ、家政科を家政学科へと改称し、教育体制の整備を進めました。
その後、1989年には社会の変化を見据え、生活の広がりに対応して家政学科を生活教養学科へと発展的に転換。さらに2002年には生活創造学科へと名称を改め、生活文化や福祉、心理、経済など、生活を多角的に捉える学びへと領域を広げ、履修モデル制を導入することで、学生一人ひとりの関心や将来像に応じた学びを可能にしました。

英文科・英文学科

英文科

1951年~

1951年4月に英文科一学科、入学定員40名の短期大学として北星学園女子短期大学は、南5条の女学校の寄宿舎を校舎として開学しました。当初は、外国人教師による専門課程、教職課程(英語) の授業は厳格に行われ、聖書、世界史、音楽なども英語によってなされました。

1958年には、短大二年卒業の上に一年課程の英文専攻科を開設しました。学生十数名による小グループ制と徹底したゼミナール形式による教育が展開されました。この専攻科の実績が1962年の北星学園大学の発足を可能にした大きな要因となりました。

1968年度には入学定員を80名に増やしました。英会話の科目に数年前から準備してきたLL(Language Laboratory: 視聴覚教育機器を備えた語学練習室)を導入しました。この先進的な北星短大のLLは注目を集めました。1969年度「英文科ゼミ、演習」、「秘書英語」(後に「ビジネス・イングリッシュ」)が導入され、英語での思考、英語での作業といった実践的な教育を強化しました。

英文学科

1980年~

1980年度に短期大学の学則が改訂されました。それまでの学則では、良き教員、良き実務者の育成が目的とされていましたが、この使命は果たされたからです。新しい学則では、愛と奉仕に生きる自由な人間の育成を目的としました。

これに伴い英文科から英文学科へと名称変更し、英米文学系、英米文化系、実践英語系の3コース制を実施し、1988年度には英語秘書コースを新設して4コース制となりました。全国の短大のコース分割の先鞭を切ったものでした。このコース制はコースの境界が柔軟で、科目選択に自由な部分がありました。

1985年度には「英文ワード・プロセッシング」(後に「英文情報処理」となる) が開講され、パーソナルコンピュータを使った情報処理教育が導入されました。教育工学的な手法、装置、コンピュータを英語教育の現場に導入して学習の効率化を図ったことは全国の短大英文科の中でも画期的でした。1978年から本学教員が引率して実施していた海外研修は、1987年度に単位化されました。

1986年度に入学定員を120名に増やし、更に臨時定員増で150名としました。1991年度に入学定員を臨時定員増で170名とし、規模の拡大を続けました。
1993年度から、一般教育科目の数科目を英語のみで授業を行うイマージョン(英語漬け)教育のカリキュラムに改編するとともにコース制を廃止しました。また、1年次後期を海外の大学で学ぶ短期派遣留学制度も実施されました。

2002年度に北星学園大学短期大学部へ改組して大谷地キャンパスに移転と同時に、入学定員を適正化し120名としました。
1993年度から続く「英語による一般教育科目」を軸として展開するイマージョン教育型カリキュラムの取り組みは、「2003年度特色ある大学教育支援プログラム」(特色GP)に北海道内の短期大学としては唯一採択され、高い評価を得ました。

更にICTを駆使した次世代型カリキュラムを軸に国際化時代に生きる学生が卒業するまでに身に付ける英語能力習得の提案は「2005年度現代的教育ニーズ取り組み支援プログラム」(現代GP)にも採択されました。「特色GP」と「現代GP」の連続採択は全国の短期大学の中で本学だけで、「北星の英語教育」が顕彰されました。「現代GP」採択により、ライティングチューターによるライティング・ラボの開設、様々な国籍のカンヴァセイション・チューターによるインターナショナル・チュータープログラムやイングリッシュ・ランチなどが実現しました。

英文科、英文学科の教育は、北星学園の英語教育の基礎理念である「読めて、書けて、聴けて、話せて」という英語運用能力の強化を目指していました。開学以来のカリキュラムの底流にあったのは、英語を将来の知的ツールとして活用できる基礎能力とするための英語での思考、英語での作業といった実践的な教育でした。

家政科・家政学科
生活教養学科・生活創造学科

家政科

1954年~

1954年に家政科が増設されました。入学定員は80名でした。都会のみでなく農村の生活改善に対する適切な指導者として、知識と技術を持った婦人を養成することを目的としていました。そのため、調理実習、被服工作が必修科目にありました。農業概論も必修で、農業改良普及制度における生活改良普及員の資格を得て地域で活躍する人材の育成に繋がりました。また、教職課程(家庭科、保健科)が教育課程の一方の柱となっていました。

1962年度に二年目学生から専門性を強く打ち出したコース制の採用を決定し、「食物コース」と「被服コース」が開設されました。1966年には、更に「家庭経済コース」を開設し、3コース制となりました。1968年度には、入学定員を120名に増やしました。
1972年の「家庭経済コース」の「生活統計論」は北大計算機センターの端末を用いて統計調査データを処理する授業で、短大の情報処理教育の始まりでした。1983年度には「情報処理」が開講され、時代の変化とそれが生活に及ぼす影響に敏感でした。

家政学科

1980年~

1980年度に短期大学の学則が改訂されました。それまでの学則では、良き教員、良き実務者の育成が目的とされていましたが、この使命は果たされたからです。新しい学則では、愛と奉仕に生きる自由な人間の育成を目的としました。これに伴い家政科の持つ技術教育的な性格から、家政学としての学問的体系性と専門性を強調するために家政学科へと名称変更しました。

1982年に「被服コース」を「生活デザインコース」に名称変更し、学生の関心が高い服飾美の追求と感性を豊かにするデザイン関係科目を充実させました。更に1988年に「デザインコース」に名称変更し、衣生活と住生活のデザインへと対象を拡大しました。

1986年度に入学定員を180名に増やし、更に臨時定員増で220名としました。規模の拡大とともに新しい試みもなされ、1988年度からは、共通選択科目に「ヨーロッパの生活と文化」を設けました。これは、半期の講義を受けた後に海外研修を行い、国際的な視野を広げ世界を体感することができるものでした。また、「生活学概論」が必修科目として配置され、学科名称変更の準備も整っていました。

生活教養学科

1989年~

1989年度から学科名称を生活教養学科に変更しました。それまで必修科目として続けられていた実験実習科目を共通選択科目としました。コースも「食・栄養コース」(「食物コース」から名称変更)、「デザインコース」(「生活デザインコース」から名称変更)、「経済・教養コース」(「家庭経済コース」から名称変更)、「生活情報コース」(新設)の4コース制となり、家政学科よりひとまわり大きく成長しました。千数百名を超える受験者を集めた生活教養学科は、当時、家政学科の新しい方向性が模索されていた中にあってモデルケースとして全国的な注目を浴びました。

1990年度に、「デザインコース」を「デザイン文化コース」に、翌1991年度に「食・栄養コース」を「食文化コース」に改編しました。時代の変化に合わせてこれらのコースにも「食プログラミング」や「コンピュータグラフィクス」といったコンピュータを使用する科目が導入されました。また1991年度に入学定員を臨時定員増で250名としました。

1994年度には、就職の公務員志向や地域社会で活躍できる人材養成のために「コミュニティコース」を新設し、コースを増やして5コース制にまで規模を拡大しました。

2002年度の生活創造学科への改称を踏まえ、2000、2001年度はコース制廃止の移行期間として、専門系を3系列(生活総合系、社会・経済系、クリエイティブ情報・空間系)に配置し、履修モデル制を導入しました。

生活創造学科

2002年~

2002年に北星学園大学短期大学部へと改組され、大谷地キャンパスに移転したとき、入学定員を80名と適正化し、名称を生活創造学科に変更しました。生活創造学科の目標は、人間の生活を科学的、総合的、複合的に捉えて、生活に存在する問題を発見し、それを適切に表現し、新しい生活方法を発想し、実践する能力を開発し、主体的に生きる人間を育成することです。生活とは一人ひとりの人間がいま、ここに、かけがえのない命を持って生きているという現実を意味していますので、生活に関わる具体的な問題に取り組むことから出発する必要があります。それまでのコース制を廃し、学生の科目選択の自由度の高い履修モデル制としました。「生活心理」「生活福祉」「ファッション・生活」「経済・経営」「地域社会と女性」「インテリアプランナー」「マルチメディア」「表現とアート」「情報システム」履修モデルの9モデルが用意されました。

履修モデル数や名称は数年ごとに見直され、2009年度には、「生活心理」「生活福祉」「家族関係・コミュニケーション」「経済・経営」「くらしと経済」「住居・インテリアデザイン」「クリエイティブデザイン」「情報システム」履修モデルの8モデルが用意されました。

2013年度は「家族関係・コミュニケーション」履修モデルから「生活文化」履修モデルへ変更しました。2018年度には「くらしと経済」履修モデルを廃止し、「生活心理」「生活福祉」「生活文化」「経済・経営」「住居・インテリアデザイン」「クリエイティブデザイン」「情報システム」履修モデルの7モデルとなり、最終年度に至りました。

特色ある教育

アセンブリ

1959年度よりアセンブリアワーが開始されました。週日礼拝よりも十分な時間をあてて、主にキリスト教講話を聴くための時間として、週1回全学生出席の時間として設けられました。間もなく一般教養に関する講演もアセンブリアワーで行われるようになりました。アセンブリアワーは、キリスト教の光のもとで人間の生きる問題を包括的かつ総合的に深く考え直す機会とするための時間でした。

1978年度からは総合講義アセンブリとして単位化されました。このとき、学生用の受講ノート「アセンブリノート」を作製しました。各自アセンブリの内容を要約して感想や意見を書き、一定時期に提出し、ゼミの担任が目を通してコメントを書き入れました。

2002年度の短期大学部への改組後もアセンブリは必修科目として残され、実施形態の変化はありましたが継続されました。12月の短期大学部のクリスマス礼拝と祝会もアセンブリの時間に開催することで継続されました。

アセンブリの様子

1959年から続くアセンブリ

思い出アルバム

キャンパスの風景、授業の様子、サークル活動、イベント、楽しく共に過ごした学生仲間、教師たち。70年以上にわたる短大生活の思い出のいくつかをご紹介します。

開学〜南4条西17丁目校舎時代

大谷地キャンパス、共学時代

感謝と思い出の
メッセージ

元教職員と
卒業生のみなさんから

大山 綱夫

私は1965年から80年まで在職(在外研究で1年休職)し、歴史学、英文購読、セミナーを担当しました。時代の一部は経済高度成長期、大学・短大への進学率増加期。一方、外では70年安保, ベ平連運動、学内ではやむを得ない学費改訂を巡って、学生部長として、学生との討論集会に参加。学生たちの真剣な姿を覚えています。

1965年〜1980年
英文学科
「歴史学」「英文講読」、ゼミナーを担当

大山 綱夫

寺岡 宏

北星短大がその教育的役割を終えようとしている現実を深い感銘を持って受けとめております。1958年4月、大学院修了直後の私は短大助手として本学に採用されました。その時から38年教育の業に従事、多くの豊かな恵みを頂いてきたことに深い感謝を覚えます。特に毎日の礼拝とアッセンブリーは心に深くしみこんでおります。どうか卒業生の方々にも北星のスピリツトがいつまでも心豊かに生かされててゆきますようお祈りいたします。 

1958年~1996年
北星学園女子短期大学 名誉教授
生活教養学科
「科学概論」「栄養学」「栄養学実験」「情報処理」

寺岡 宏

プライス由里(旧姓:小笠原 由里)

初めての一人暮らし、世間知らずの未熟者で奇跡的に卒業できた落第生でしたが、今英語圏でまともに生活ができているのは北星時代の基礎作りのお陰です。オレゴン州への語学研修や星和会を通じかけがえのない友人を作ることができました。みなさんに感謝申し上げます。

1985年 英文学科 卒業

プライス由里(旧姓:小笠原 由里)

吉田 有理

2008年に短期大学部英文学科に社会人入学をし、卒業後はホテルのフロント業務に従事する中で、社会に出てから大学で培った実社会で使える英語力の大切さや多様な価値観を受け入れる柔軟さなどを皆様の前で講演をさせていただきました。

2010年 英文学科 卒業

吉田 有理

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現職教員・職員から

John Maune

It has been my pleasure to teach at Hokusei’s junior college for more than 30 years of its nearly 75-year history. I hope you all carry fond memories of your time here.

1995年~現在
英文学科 教授
Life Science, Perspectives in Literature, Oral English

John Maune

竹村 雅史

北星の校名の由来である"Shine like stars in a dark world"(聖書:フィリピの信徒への手紙)を具現化したのが、真にこの北星短大の教育でした。70余年に渡って世に送り出された卒業生達は、母校がなくなっても、名付け親の新渡戸稲造先生、サラ・C・スミス女史と共に光輝く星の如く社会で貢献し続けることでしょう。

2009年〜現在
英文学科 教授
「リーディング・スキルⅠ・Ⅱ」

竹村 雅史

川部 大輔

生活創造学科の教員として北星短大に「入学」して17年、これまで巣立っていかれた皆さんと一緒に、私もこの短大でたくさんのことを学びました。この出会いと学びは私にとってかけがえのない財産です。卒業生だけでなく関係各所の皆様も含め、短大でできたご縁が今後も末永く続きますよう願っております。

2009年〜現在
生活創造学科 教授
「グラフィックデザイン論」など

川部 大輔

内山 智

インターネットの本格普及期に着任し、女子短大時代はサーバー管理、LAN構築にも携わり、少しは役に立てたと思っています。プログラミングを通して、仕組の存在とそれを理解する楽しさを伝えることを目指しました。振り返ると、「科学概論」の講義も学生の反応をみて改善することで一緒に作り上げたものでした。学生達に感謝いたします。

1997年~現在
生活創造学科 教授
「基礎情報処理」「応用情報処理」「生活情報論」「科学概論」など

内山 智

風戸 真理

本学での学際的な学びの経験が、卒業生の皆さんの生きる支えとなることを願っています。共に学び、歩めたことを教員として誇りに思います。

2013年〜現在
生活創造学科 准教授
「社会調査法」など

風戸 真理

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卒業生の方へ