地域プロデュースプロジェクト
PRODUCED BY西脇ゼミ
学生が現場で学びながら
魅力あふれる商品をつくるマーケティング実践
企業のマーケティングを研究する西脇ゼミナール。マーケティングとは、商品・サービスや販売チャネルなどを市場調査により計画し、円滑な流通を促す活動を指します。
同ゼミでは学生が企業とコラボして商品開発を行い、実際に販売してマーケティングを体得します。
2022年度からは白石イースト地区をターゲットにした同地区の活性化を中心に活動を進めており、2023年度には、伝統的な寿司店の「誠寿司」とコラボして、カップ型の寿司や、「選べる誠寿司セット」などを開発して好評を得ました。さらには株式会社LicoLico様とコラボして、サングリアというお酒をイメージした「サングリア」というジェラートを開発し、丸井今井のLicoLico様常設販売スペースにて定番商品として頂くことが出来ました。またこれらの活動においてはTikTokなど動画によるSNSプロモーションを展開しています。2024年度もさらに同地区の活性化を中心に活動を進化させていく予定です。
プロジェクトの流れ
- 5月
- コラボ企業の決定
- 6月
- 商店街イベント参加による市場環境調査と分析
- 7月
- 商品コンセプト決定
- 8月
- ネーミング・パッケージング等決定
- 9月
- 試食会
- 10月
- 商品完成発表会
- 11月
- ショート動画制作
- 12月
- 販売イベントに参加し販売実習




- 野上 ななさん
- 札幌国際情報高校出身 4年
自分のアイディアが採用されるなど、良い経験になりました。
高校でマーケティングの面白さを知りさらに深く学びたいと思い、座学だけではなく実践を交えながら商品開発の過程を学ぶことのできる西脇ゼミを選びました。ゼミ活動では商品を考案するだけではなく、市場分析、顧客のターゲット層、プロモーション方法考案など座学だけでは完全に理解するのが難しいことが多いです。ですが、実際に実践してみることで曖昧だった知識が明確になり、マーケティングが自分の武器になったいい経験だと感じています。また、自分の出した意見やアイディアが採用され、商品化につながる達成感を味わえるのも、実践型ゼミの魅力だと考えます。
地域の方々、企業の方と実際に協力しながら行う西脇ゼミでは、マーケティングとはどういったものであるのかを身をもって体感できます。マーケティングを座学以上で学びたい方、商品開発の過程を実際に味わってみたい方、西脇ゼミでお待ちしています!
FM放送プロジェクト
ラジオ放送をきっかけに、「楽しみながら」
「自然に」ビジネススキルを身につける!
学科と札幌副都心・新さっぽろのコミュニティFM放送局「FMドラマシティ」と連携し、学生主体の「FM北星☆ノスターチャンネル」という番組を制作し、厚別区を中心として全世界に向け情報発信しています(インターネットやスマホアプリを通じても発信しています)。
このプロジェクトは、番組企画・制作・放送を通じて、学科での学びを活かした企画力、取材・調査力、プレゼンテーション(情報発信・情報伝達)力を、楽しみながら、自然に身につけることを目的としています。
これまで、学生自身が企画した小売店舗探訪企画や食レポ企画、多様なテーマによるディスカッション企画など、様々な楽しい企画が実現しています。

北星ビジネス通信
ビジネスを実践的に学んだ成果を、広く発信。
北星ビジネス通信は、経営情報学科の学生が、企業と連携して行ったビジネス活動の成果などを公開し、広く社会のみなさまに知っていただくための小冊子です。また、実際にビジネスに携わるビジネスパーソンの声を学生に伝えるという役目もあります。学生のビジネス学習に役立てるとともに、学習成果を積極的に発表するための場として活用されています。

新さっぽろお客様調査プロジェクト
アンケート調査・分析&企画提案を通して、
商業を中心とした地域活性化に貢献する!
札幌副都心(新さっぽろ地区)においてショッピングセンターや水族館、ホテル、劇場等の管理・運営を行っている(株)札幌副都心開発公社とのコラボにより、十数年に亘って、来訪者を対象とした意識・行動のアンケート調査を、鈴木ゼミが中心となって行っています。
調査によって得られたデータは、学生自身によって集計・分析が行われ、調査結果に基づいた企画提案とあわせ、企業に対して調査報告&企画提案を行っています。
報告&提案の内容は、ショッピングセンターにおけるお店づくり、新さっぽろ地区における店舗誘致計画、商業まちづくり・活性化等で広く活用されています。


- 米山 真央さん
- 北海学園札幌高校出身 4年
お客様の生の意見を分析し実際に
発表もする貴重な経験ができました。
企業との連携プロジェクトということもあって、これまでにない責任重大な活動をしました。企業の担当の方との打ち合わせやスケジュール調整では、社会人になってから大きく役立つようなビジネスマナーを身に付けることができました。また、実際の調査でも、ゼミ生全員で協力し、調査結果をまとめ、有意義な改善のご提案もできたかと思います。プロジェクトは非常に大変でしたが、それを上回る達成感がありました。
ビジネスモデルコンテスト
革新的なアイデアで、ビジネスモデルを創る。
大学におけるビジネスの学習は、理論やケースの分析が中心でビジネスプランを立案するという機会は多くありません。2004年度より取り組んでいる「ビジネスモデルコンテスト」は、新しいアイデアでビジネスにチャレンジしようと考える学生を応援し、学生の発想力、企画力、プレゼンテーション能力の向上を目的として実施しているものです。
毎年、独創性に富んだビジネスモデルが提案され、実務家の審査委員にも好評を博しています。2023年度には、全国規模のコンテストで「学生起業家の登竜門」とも言われている「第19回 キャンパスベンチャーグランプリ北海道」にて学生が提案したビジネスプランが入賞を果たしました。

日刊工業新聞社提供

- 蔦原 遥斗さん[左]
- 旭川実業高校出身 4年
- 相内 泰渚さん[右]
- 千歳高校出身 4年
キャンパスベンチャーグランプリへの
大挑戦!!!
私たちは今まで学んだことを生かしながら苦手意識を克服できると期待し、挑戦してみました。プランを立案するにあたり、新聞や雑誌の信頼できる資料を引用する大切さを学ぶことができました。最終審査ではプラン内容を短時間で伝える必要がありました。話し方やスライド作成の工夫を考え、プレゼンテーションのスキルを身につけられました。普段は関わることができない企業の重役の方々からアドバイスをいただける貴重な機会となりました。
教育の国際化事業
台湾の大学の授業体験で
異文化への理解を促進する
国際教育センターによる教育の国際化事業には、経営情報学科のゼミも企画提案を行っています。2019年度は大原ゼミによる中国大連外国語大学における日本式簿記の授業参観と交流、2023年度は黄ゼミによる現地大学の授業体験をメインとした事業を実施しました。
東海大学では「アニメから学ぶ日本語」という授業で学生はアフレコに挑戦し、外国での日本語の実践的な学びを体験しました。また、政治大学の日本語学科の学生とグループワークをして異文化交流を深めました。さらに日本台湾交流協会を訪問して、国際関係における実践的な知識を学ぶことができました。

eスポーツ大会プロジェクト
eスポーツの世界を探求し、実践的な経験を
通じて自身の知識やスキルを磨く
近年、世界中で人気の高まりを見せているeスポーツ。
本学科の演習科目では、経営、情報などに関する知識を学ぶなかで、eスポーツに関連する現状の課題や基礎知識について文献調査やアンケート調査を通じて理論的な側面を学び、さらに、実際に学生主体でeスポーツ大会の企画運営を実践しながら、さまざまな知識やスキルを習得する機会があります。 例えば、競技種目の特徴を考慮した企画立案、多くの参加者を集めるためのポスター作成やSNSを通じた広報、大会スケジュールの管理、大会の準備・リハーサル、進行に沿ったBGMの選定や音量調整、大会を盛り上げる照明など、さまざまな役割があります。

北海道お土産お菓子プロジェクト
企業と学生のコラボにより、地域に愛される
お菓子を発売し、北海道の魅力を発信!
2023(令和5)年4月、鈴木ゼミの学生がスウィーツ&カフェ「奏春楼」、北海道おみやげ研究所(販売店「山ト小笠原商店」、マーケティング会社「エルアイズ」)とコラボレーションし、『HOKUSEI CORN SAND 北星コーンサンド 幸せのつぶつぶはさんでみた』を発売しました! つぶつぶのコーンとクリーミーなホワイトチョコレートをバターたっぷりのさくさくクッキーでサンドした北海道感いっぱいの香りと味が広がります。
現在、奏春楼本店、新千歳空港「スカイショップ小笠原」、各社オンラインショップの他、北星学園生協で発売され、ご好評をいただいております。


- 相内 詩渚さん
- 千歳高校出身 4年
開発した商品を通じて
接客が楽しくなりました。
私は最初の店頭での販売キャンペーンの際、自身の接客でお客様が商品を手に取り、購入して頂けたことが嬉しかったです。慣れてきたら商品を通じて北海道に訪れたお客様とコミュニケーションを取ることが楽しくなりました!
販売した商品が旅の思い出となることが商品としての価値を高められたことはもちろん、何よりお客様に感謝して頂けたことに非常に胸がいっぱいになりました。
東北応援プロジェクト
プロジェクトを通じ、東北の魅力紹介とともに
地元の方たちによる復興を応援する
学科では、これまで企業・地域とのコラボによる商品企画や販売を行ってきましたが、東日本大震災で未曾有の被害を受けた東北の企業や住民・漁師の方々の1日でも早い復興を応援するための東北応援プロジェクトを継続的に実施しています。
札幌副都心開発公社、北海道アルバイト情報社、風月、厚別区役所の多大なご協力により、2012年から毎年4月か6月に新さっぽろサンピアザ「光の広場」にて、学生の手づくりによる復興応援イベントを開催しています。イベントでは、被災地企業や漁港の商品販売を実施(年によっては写真展も実施)し、東北の魅力について発信しています。


- 八重柏 遥さん
- 札幌平岸高校出身 4年
自分達で選んだ商品を手に取って
いただけた時の嬉しさを感じました。
私は商品・会計班の担当になり、商品の仕入れや会計の方法などについて考えました。過去の売上や新さっぽろのお客様層を踏まえ、商品を選びました。しかし、当日は予想外な商品が完売したり、思ったより在庫が残ってしまったりと、想定外のことが起こりました。このプロジェクトを通して、様々な面から情報を分析して、商品を売ることの難しさや売れ行きが好調だったことによるやりがいを感じることができました。