研究

多様な生き方を共に考えるスクールソーシャルワーク(大友秀治)

米国のイリノイ大学シカゴ校でのスクールソーシャルワーカー養成教育を視察しました(2014年)。
市内の各学校でも、多様なスクールソーシャルワーク実践が展開されていました。

私がこれまでに経験してきた実践現場は、主に精神科病院と少年院です。近年は学校におけるスクールソーシャルワークを実践してきました。これらの現場では、家庭や学校の環境、社会状況などの影響から、その人が本来もっている長所や強さが発揮されず、生きにくさを抱えながら生活している人たちと出会いました。
一方で、同じ境遇や立場にある人たちがつながり、世間や社会に広がる既存の価値や常識をとらえ直して、新しい生き方を模索する活動も行われています。そこで、そのような人々と連携し、多様な価値観や生き方を共に考え支えることのできるスクールソーシャルワークのあり方を、近年の研究テーマにしています。

次回の教員紹介は岡田直人先生です。7月中旬頃を予定しています!

PAGE TOP