卒業生紹介

ソーシャルワーク領域

イムス札幌消化器中央総合病院

大学で学んだ
ソーシャルワークの知識と技術

ソーシャルワーク領域

イムス札幌消化器中央総合病院

渡邉 花音さん

◎福祉臨床学科 2020年度卒業(2021年3月) 
北海道札幌稲雲高等学校出身

病院のソーシャルワーカーとして、退院・社会復帰支援や受診受療のサポートなど社会福祉の立場から日々患者さんと関わっています。面談を行う際は、具体的に問題は何か、解決するための方法はあるのか、そのための期間や料金はどれくらい必要かのように、患者さんやご家族の漠然とした不安を一緒に整理しながら今後の流れがイメージできるよう意識をしています。その際、大学で学んできた支援の技術(面接技法など)を自然と活用しています。大学時代には、「実際に使うことがあるのかな」と思っていた面接技法や社会保障制度やその利用支援に関する知識は、今の私にとってより良いソーシャルワーク実践をするための大事な武器となっています。今後も大学時代に得た専門的な学びの成果を活かしながら、さらにソーシャルワーカーとして成長していきたいです。


ソーシャルワーク領域

札幌市保健福祉局
高齢保健福祉部介護保険課

行政の福祉職で活かされる
専門知識と技術

ソーシャルワーク領域

札幌市保健福祉局 高齢保健福祉部介護保険課

山本 萌さん

◎福祉臨床学科 2017年度卒業(2018年3月) 
北海道札幌月寒高等学校出身

私は大学卒業後、札幌市役所に福祉職として就職し、最初の配属先は区役所で生活保護のケースワーカーとして勤務しました。ケースワーカーの業務は、幅広い知識や対応力が求められますが、学生時代に学んだ社会保障制度の知識やソーシャルワーク演習・実習を通して学んだ信頼関係を築くためのコミュニケーションのスキル、多職種と連携しながら社会資源を活用して支援をしていく方法など、多くの点で活かされていると感じました。行政機関の福祉職は高齢、障害、児童、地域福祉といった様々な分野で働くことになりますが、いずれの分野においても大学での学びは必ず活かされると思うので、今後も大学生活で得た社会福祉の理念や知識・技術を大切に仕事をしていきたいと思います。

教育臨床領域

札幌市立南郷小学校(特別支援学級)

子ども一人ひとりに合わせて
実践する大切さ

教育臨床領域

札幌市立南郷小学校(特別支援学級)

山本 怜奈さん

◎福祉臨床学科 2020年度卒業(2021年3月) 
北海道札幌月寒高等学校出身

私は、特別支援教育について学びたいと考え北星に進学しました。今の仕事では、発達障害の特性についての理解や支援方法について、大学での専門的な学びが活かされていると感じることが多いです。様々な個性をもつ子どもたちに真摯に向き合い、一人ひとりに合わせた支援を考えることを心掛けています。私自身が教材研究に頭を悩ますことがあったり、子どもたちも何かについてできるようになるまで時間がかかることもありますが、子どもたちの一生懸命に取り組む姿や「先生、できたよ!」「分かったよ!」という声を聞いた時にはとてもやりがいを感じます。大学時代は、教職課程の先生方に大変お世話になり、教師として大切なことを教えていただいたことが、今の私の教員生活にとても役立っています。


地域デザイン領域

北洋銀行 中島町支店

高齢化が進む時代に活かされる
福祉の学び

地域デザイン領域

北洋銀行 中島町支店

池田 幸太郎さん

◎福祉臨床学科 2018年度卒業(2019年3月) 
北海道札幌新川高等学校出身

私の主な業務は、お客さまが事業を運営するための資金や設備を導入するための資金の相談に応じ、融資をすることです。経営のサポート等、地域のお客さまがより発展できるような支援をできることがこの仕事の魅力だと感じています。福祉計画学科では福祉の制度や法律、それを取り巻く環境など多岐に渡って学びました。また、北星学園大学では他学科の講義も受けることができ、進路について多方面から考えることができました。現在、福祉関連の会社も担当しており、在学中に学んだ知識が事業内容の理解に活きているほか、お客さまとの会話などにも役立っています。高齢化社会が進む日本で仕事をしていく上で、福祉についての学びは私の大きな力になっています。



ソーシャルワーク領域

公益財団法人
さっぽろ青少年女性活動協会
こども若者事業部 若者支援事業課

多くの経験を通じた
実践的な学びが基盤に

ソーシャルワーク領域

公益財団法人
さっぽろ青少年女性活動協会
こども若者事業部 若者支援事業課

橋本 悠貴さん

◎福祉臨床学科 2016年度卒業(2017年3月) 
北星学園大学附属高等学校出身

私は、若者支援施設のユースワーカー(親でも先生でもない存在で若者と一緒に場を作り、社会と若者の間にいる存在で、若者が社会のメンバーとしての位置づけを得ていくことを手助けする人)として、若者と一緒に考え学びつつ、かかわり続けていくなかで「本人主体」を意識しながら相手を理解していくことの必要性を感じています。ユースワーカーとして日々研鑽を重ねていくなかで、自分自身を理解することはもちろん、「本人主体」で物事を考えられる力はどの場面でも重要だと考えます。社会福祉に関する実践的な科目(演習・実習)が充実しており、それらの科目を通して多くの経験をしながら学ぶことができたことは、「傾聴」「寄り添う」など対人援助に関する知識やスキルの習得につながり、今の仕事をする上でも基盤になっています。

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