卒業生紹介

変化は、スモールステップで届く

そのためにアップデートを欠かさない

教育臨床領域

紋別高等養護学校

鬼頭 洋介さん

福祉計画学科 2022年度卒業

特別支援教育の現場は日々変化しており、私自身も研修や教材研究を通じ、試行錯誤しながら教育活動に取り組んでいます。教育はすぐに効果が出るものではないからこそ、スモールステップを大切にしており、生徒たちに変化が見えた瞬間に一番のやりがいを感じます。大学生の頃、教職担当の先生から言われた『アップデートし続けること』という言葉は、今も最も心に残っています。私は入学当初から教員を志していましたが、教職課程だけでなく社会福祉についても関心を持って学びを深めてきました。そのため、福祉の視点を持って生徒や保護者の方々と関わることができる教員として、日々自分自身をアップデートし続けています。

すべての人に関わる社会福祉で

幸せな社会づくりに貢献

地域デザイン・政策領域

特定非営利活動法人恩おくり

理事長岩本 希さん

福祉計画学科 2010年度卒業
大学院社会福祉学研究科修士課程 2012年度修了

「誰もが住み慣れた地域で安心して暮らし続けられる優しい社会を作る」。私はその実現に向けて様々な地域活動に取り組むNPO法人を設立しました。大学生時代にコミュニティワークや社会福祉政策、社会構造から生じる問題など「人が生きる環境」を多方面から学んだことが現在の仕事に生かされています。「福祉」の対象は限定的だと思われがちですが、実際にはすべての人に関わることです。そもそも「福祉」とは「幸せ」を意味する言葉。大学のフィールドワークを通して、自分を含めて誰もが福祉の受け手であり担い手であることを学び、誰もがゆるやかな役割感(自己有用感)を持ちながら支え合って暮らす仕組みの必要性を強く感じました。すべての人の幸せづくりに、福祉専門職だけでなくあらゆる仕事が役割を担っています。北星学園大学での幅広い学びと経験から自分に合った役割に出逢えたこと感謝し、これからも優しい社会づくりに貢献していきたいです。

わたしたちの目の前にある選択が

患者さんの明日につながるという責任

ソーシャルワーク領域

天使病院

中村 瑞稀さん

福祉臨床学科 2020年度卒業

急性期病院の医療ソーシャルワーカーとして、整形外科を中心とした成人病棟を担当し、診療科を問わず退院支援や外来患者の受診調整、社会資源の活用支援に携わっています。退院支援では、患者さんの生活背景や価値観を踏まえ、多職種と連携しながら退院後の生活を具体化しています。独居で支援基盤が乏しい患者さんの在宅復帰を支えた経験を通し、目の前の選択がその人の生活に直結する責任とやりがいを実感しました。大学で培った自己決定の尊重やアセスメントの視点、相談援助の理論は、日々の判断を支える軸となり、限られた時間の中で最適な選択を共に導く基盤となっています。患者さんやご家族の言葉に丁寧に耳を傾けることを大切にしながら、日々の実践を積み重ね、今後もその人らしい生活への橋渡しができる存在であり続けたいと考えています。

医療と福祉は想像以上に密接な関係

福祉の学びで医療を支える日々

地域デザイン・政策領域

株式会社ほくやく

安井 渉真さん

福祉計画学科 2022年度卒業

卒業後は株式会社ほくやくという医薬品卸の営業として医薬品の安定供給に努め、医療従事者を後方から支援し北海道の地域医療を一緒に支える仕事をしています。患者様と話すことはありませんが、届けた医薬品が人々の役に立っていると医療従事者の声を聞くことがやりがいを感じる瞬間です。在学時には社会福祉士を志していたこともあり、主に福祉関連の法律を中心に学びました。また実習などを通じて多くの人と話すことができたことも営業に活かされていると実感します。超高齢社会になりつつある今、医療と福祉は密接な関係にあり、仕事にも活かされています。福祉は様々な業界も注目している内容であり社会では重宝されること、また自身の未来にも役立つことなので必ず意味のある4年間になると思います。

人と人のつながりが続くこと

それが地域と自分の原動力になっていく

ソーシャルワーク領域

札幌市社会福祉協議会

影長 真波さん

福祉計画学科 2023年度卒業

私は現在、札幌市社会福祉協議会の自立支援課に配属され、権利擁護業務(特に成年後見制度)を担当しています。入職当初は主に「市民後見推進事業」を担当し、地域で活動する市民後見人の方々の養成や活動支援に携わってきました。地域や被後見人の方のために真摯に活動される市民後見人の方々の姿に触れ、人と人とのつながりを支えることに大きなやりがいを感じています。業務では成年後見制度の知識のみならず、高齢・障がい、福祉に関する制度や法律の幅広い知識が必要となるため大学での学びが役立っています。また、大学では制度や理論だけでなく、多様な立場・背景から物事を捉える視点の重要性を学びました。その経験は、地域の方々を支え多様な連携をする現在の業務に活かされています。私の職場には北星学園大学出身の先輩も多く活躍されており、心強い環境の中で働いています。

教育臨床領域

答えよりも先に、まずは寄り添う

子どもを主体に、最善とは何かを考える

札幌市子ども未来局(児童相談所)

松谷 怜真さん

福祉計画学科 2024年度卒業

現在、児童相談所において児童福祉司として勤務し、虐待対応や相談支援に従事しています。ケースは多岐にわたり、各家庭の状況に応じた支援を行う難しさがある一方で、大きなやりがいを感じています。困難な事例に対しては、職場の先輩に相談したり、関係機関と連携したりしながら、子どもの最善の利益を第一に対応しています。大学では社会福祉について幅広く学び、対人援助の視点や関係構築の基本を身につけました。また、実習を通して地域の方との関わりや社会資源の活用について理解を深めました。これらの学びは、相手の立場や背景を理解し、信頼関係を築きながら支援を進めるうえで役立っています。今後も、相手を主体とした支援を意識しながら、共に課題解決を目指していきたいと考えています。

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