研究

研究と教育の夏(オープンキャンパスに向けて)

表彰式にて
長寿科学振興財団の皆さんと撮影していただきました。

今年度も8月を迎え夏真っ盛りです。

社会福祉学科の学生たちも前期授業を終え、3年生や4年生の学生たちは社会福祉士に向けたソーシャルワーク実習が始まりました。

大学教員の仕事の2本柱は「研究」と「教育」です。北星学園大学では前期の授業が7月末頃に終了し、後期の授業が始まるのは9月の後半。この間、大学はいわゆる夏休みとなり、大学教員の仕事の1つの柱である「教育」としての授業はありません。つまり!「研究」に本腰を入れるとても大切な時期なのです。
社会福祉に関する研究は、非常に狭い範囲に焦点を絞って実施するため、その成果がすぐに授業に還元されるわけではありません。それでも、最先端の研究に取り組むことは、社会におけるより良い福祉のあり方を実現していくために必要不可欠な取り組みであり、とても大切な仕事だと自負しています。

今回、国の科研究費によって研究を進めてきた「介護支援専門員のワーク・エンゲイジメントに関する研究」の成果が認められ、栄誉ある長寿科学賞を受け取ることができました。私が取り組んだ研究では、介護支援専門員が仕事にやりがいをもって働けるための仕事のあり方や環境整備について明らかにしてきました(参考)。今後も研究を進め、社会の福祉の実現、またより質の高い教育を展開していきます。

8月8日、オープンキャンパスで高校生の皆さんにお会いできることを楽しみにしています。

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