地域(みんな)でつなぐ、地域(まち)をつくる

福祉を学ぶ、社会が見える

~ 4年間の学びが拓く可能性 ~

少子高齢化問題、「街づくり」や「人手不足」は皆さんにとって身近な問題でしょう。もしかすると「消費税」や日本の経済・財政にも興味をもっている人もいるでしょう。これらの問題はすべて私たちの日常生活と深くつながっていますし、問題そのものも互いに結びついています。

福祉計画学科ではこのような今の日本社会が抱える課題について、福祉の発想(一人ひとりがより良く生きること)を基礎に、4年間を通じて社会学や経済学、法律学といった多様な視点からも解決策を学ぶことができます。専門を学び、関連分野も学ぶことも「大学での学び」ならではの面白さです。
そしてこのような学びの成果は卒業後の進路をみても明白です。福祉計画学科からは福祉現場のみならず、公務員や非営利団体、民間企業といった市民や消費者の目線に立って活躍が求められる人材を継続的に送り出しています。

福祉計画学科での学びは「生きること」を学ぶこと、そして私たちの暮らす社会をよりよくするための学びであり、皆さん自身がよりよく生きることを学ぶことでもあるのです。

実際、医療・福祉分野はもとより、公務従事者、卸・小売業にそれぞれ例年2割前後の人材を輩出し、本学科での福祉を通じた多様な学びが可能性を広げ、実際に多様な進路選択の実現につながっています。

皆さんの4年間を充実したものにできるよう、学科教員一同でご入学を心よりお待ちしています。

福祉計画学科長 佐橋克彦

福祉計画学科の学びの特徴4つのポイント

福祉計画学科における社会福祉の学びは次の4点を特徴としています。

  1. 福祉制度や福祉課題を
    学際的・多角的に学ぶ
    社会福祉学のみならず、社会学・経済学・
    法学から社会福祉を捉える
  2. 個人と地域を一体的に
    捉える支援の方法を学ぶ
    個別課題と地域課題に対応できる
    専門的支援の力を身につける
  3. グローバル時代を踏まえた
    国際的視点から学ぶ
    日本のみならず諸外国の社会や福祉制度
    の動向を国際比較から学び視野を広げる
  4. 多様なフィールドへ出向き
    体験的・実践的に学ぶ
    5つの体験型プログラムでの学びを
    通して自ら考え行動し経験する