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学生活動
2026.10.13

学生主導で創り上げた2日間の国際協力授業

学生主導で創り上げた2日間の国際協力授業

こんにちは。国際学部グローバル・イノベーション学科(DGi)1年の谷守咲紀です。

私たちDGiの学生6名は、国際協力の第一線で活躍されている奥平直熙さんをお招きし、国際協力をテーマにした2日間の特別授業(100分×2回)を一から企画・運営するプロジェクトに挑戦しました。

今回お招きした奥平さんは、大学生時代に中東での支援活動に携わり、その後JICA(国際協力機構)の派遣活動を経て、現在はさらなる高度な専門知識を深めるためにロンドン大学(ULC)の大学院へ留学中という、まさに実践と学びの往復を体現されている方です。

今回のプロジェクトの最大の特徴は「学生が主体となって授業を創り上げる」という点にありました。受講者に何を伝え、どのようにアプローチするのか、授業の構成から指導案の作成まで、ほぼすべてを自分たちで考案。準備期間は約3週間という限られたものでしたが、その日々は試行錯誤の連続でした。

迎えた授業1日目。
この日は、写真クイズを通して、物事の一面だけを見て判断することや、自分の中にある偏見について考える授業を行いました。また、奥平さんから国際協力の道に進んだきっかけや、活動での葛藤や困難を伺いました。マイノリティは他人事ではなく、自分自身もそうした立場になり得ることに気づく機会となりました。

授業運営は、ファシリテーターの仲間たちがタイムキーパーやマイク渡しといった現場のサポートに入ってくれましたが、初めての授業づくりということもあり、受講してくれている学生たちとの双方向のコミュニケーションがうまく図れず、やや一方的な進行になってしまうという課題を残す結果となりました。

この振り返りを経て迎えた1日目の放課後。私たち運営側の学生11名に、奥平さん、担当教授、そして見学に来てくださった先輩方も加わり、長時間をかけた振り返り(リフレクション)の場を持ちました。「なぜ上手くいかなかったのか」「どうすれば受講生を巻き込めるのか」。先輩や教授からの視点、そして奥平さんからの温かく実践的なアドバイスを真摯に受け止め、チームの連携を強化するための修正案を徹底的に練り上げました。

そして迎えた2日目。

この日は、25歳の自分を想像し、夢や目標と、それを実現するために必要な要素を書き出すワークを通して、自分自身と向き合いました。やりたいことや支えてくれる人とのつながりを考え、自己理解を深めました。また、小さなやりがいが自分を突き動かす原点になることも学びました。

私たちは1日目の反省を決して無駄にしないという共通の意識を持って教壇に立ちました。前日の気づきを生かし、メンバー間やファシリテーターとの連携・声かけを意識的に徹底。緊張をほぐして受講生の表情や反応を確認しながら、対話を取り入れたアプローチを心がけました。

結果として、1日目よりもスムーズに、受講生を主体的に引き込む授業を展開することができました。自分たちの足らない部分やチームの課題と正面から向き合い、即座に修正を加えるという、実践的な学びを実感できた瞬間でした。

何もないゼロの状態から、国際協力の現場や高度な学びを知るプロの力を借りて授業をデザインし、失敗から学びを得て実践する。この3週間と2日間の経験は、教科書を読むだけでは決して得られない、国際協力の現場にも通じる「課題解決のプロセス」そのものでした。

お忙しい中、常に温かく伴走してくださった奥平直熙さん、準備から当日まで一緒に走り抜けてくれたファシリテーターや先輩方、実りあるフィードバックをくださった教授に心から感謝いたします。

この記事で紹介した活動は、DGiでの学びのほんの一部です。私自身、経験ゼロから仲間と協力してプロジェクトをやり遂げ、大きく成長できました。将来が見えなくても、自信がなくても大丈夫。DGiには挑戦のチャンスと、あなたを支えてくれる仲間がいます。迷ったら、ぜひDGiへ!みなさんを待っています!