カリキュラム

カリキュラム サブタイトル

なぜ
イノベーション思考が
現代に必要なのか

現代社会は VUCA(変動・不確実・複雑・曖昧)や BANI(脆さ・不安・非線形・不可解)の時代に突入しており、気候変動・技術革新・社会構造の変化など、未来を予測しにくい状況にあります。

また、北海道など身近な社会を見渡しても、農業・漁業の持続可能性、多文化共生、地域経済の格差といった課題が顕在化しつつあります。

こうした課題に対応するためには
新たな価値を生み出す創造的かつ柔軟な
「イノベーション思考」が不可欠とされています。

グローバル・イノベーション

本学科では、すべての学生に国際的な経験を必修化させています。
海外の異なる価値観に触れることは、自分の思考のアップデートにつながります。

世界を見て、考え、動く
国際社会に変化を起こす新しい発想力を獲得します。

1.ローカル(国内を)知り、海外(国際社会)を知る。2.新しい発想力を獲得。3.グローバル・イノベーションを実現する。国際社会に新たな価値を。

海外に足を運び自分の目で国際社会を知る、地域に出向きローカルの現状を知る、それぞれの状況を理解したときに「グローバル・イノベーション」につながるアイデアや価値が初めて見つかります。

アントレプレナーシップ

本学科では、イノベーションを起こすために必要なアントレプレナーシップを身につけ、地域から世界へとインパクトを与える人材を育成します。

1.ローカル(国内を)知り、海外(国際社会)を知る。2.新しい発想力を獲得。3.グローバル・イノベーションを実現する。国際社会に新たな価値を。

国際社会が抱える課題やニーズをとらえ、新しいアイデアや価値を見出したとしても、そこからビジネスやプロジェクトなどのカタチにするには、リスクを冒しながら価値を創造していくマインドが必要です。

アントレプレナーシップとは、アイデアや価値を現実の世の中に実装するために必要不可欠なエンジン(推進力)とも言えます。

4つの学びのステップ

イノベーション思考を段階的に修得するために、4つの学びのステップを意識したカリキュラムを設計しています。

これらの学びを積み重ねることで、創造的かつ柔軟な思考力と行動力を兼ね備えたグローバル人材を養成していきます。

step01

国際社会を知る

Curriculum pickup

多文化共生フィールドワーク

海外の文化や多様性、異なる考え方を学び、それらを日本文化と比較しながら、異文化間の協力と共生の実践的な方法を探求します。

step02

価値を見つける

Curriculum pickup

イノベーション・マネジメント論

国際社会における価値創造、ビジネスにおける革新を実現するために必要な戦略的思考と専門的知識を身につけます。

step03

企画をする

Curriculum pickup

アントレプレナーシップ演習

学科で積み上げてきた多様な知識・スキル・経験を活かして、グループで実社会を意識した実践的なビジネスプランニングに取組みます。

step04

実行し、経験を積む

Study Abroad

社会課題を見つけ、解決のアイデアを計画としてまとめ、海外の大学や企業と連携してプロジェクトを実行します。ここまでの「学び」を「行動」に変える、挑戦型の留学プログラムです。

Global Internship

国内外のグローバルな企業でのインターンシップ。単なる実務体験ではなく、これまでの学びを土台に新たな価値を提案します。国際社会との接点で思考力とコミュニケーション力を磨きます。

Global Experiences

海外ボランティアやグローバルな現場での多様な活動を通じて、国際的な視野と柔軟な対応力を育み、経験を積みます。

カリキュラム グループ

国際社会の課題を理解し、新たな価値を創造するために必要な知識と実践力を、体系的に身につけていくカリキュラムを展開しています。

入門科目・演習科目

入門科目では、学科の専門的な学びや活動につながる基礎知識とマインドを身につけていきます。
演習科目では、1~4年次まで少人数での教育を展開し、リサーチスキルや多角的に物事を捉える批判的思考も段階的に鍛えていきます。

入門科目マークは必須科目

  • グローバル・イノベーションⅠ・Ⅱ
  • 国際関係論Ⅰ・Ⅱ
  • 国際経営学概論
  • アントレプレナーシップ概論

演習科目マークは必須科目

  • リサーチ方法論Ⅰ・Ⅱ
  • プロジェクト演習Ⅰ・Ⅱ
  • 専門演習Ⅰ・Ⅱ
  • 卒業研究Ⅰ・Ⅱ

外国語

専門分野の学びと連携し、個々のレベルに応じた実践的な英語教育を学科独自で展開します。さらに、英語以外の外国語も選択必修とし、国際社会で活躍できる語学力を習得します。

英語マークは必須科目

  • Integrated EnglishⅠ~Ⅳ
  • English for Global Communication Ⅰ・Ⅱ
  • Advanced EnglishⅠ・Ⅱ
  • Interpretation & Hospitality
  • Active English

第二外国語大学共通から選択必修

  • フランス語
  • ドイツ語
  • 中国語
  • 韓国語

国際教養科目

文化的、制度的、地理的、経済的な観点から国際社会を多面的に捉えて理解し、世界各地域の多様な価値を豊かに見出す力を、現代の世界が抱える課題を的確に捉える力を養います。

基幹科目

  • 人類学
  • 比較地理学
  • 国際政治学
  • 国際法
  • 国際経済学

発展科目

  • ジャパン・スタディーズ
  • 多文化共生フィールドワーク
  • 都市環境フィールドワーク
  • 国際政策論
  • 国際人権法
  • 国際平和学
  • 国際機構論
  • 開発経済論
  • アジア経済論
  • フェアトレードⅠ・Ⅱ

国際経営科目

経営戦略の理論を身につけ、多様なケーススタディーを通して現代の国際経営の実態を知ります。実際に企画立案の演習を行い、実践的な課題解決力とアントレプレナーシップを養成します。

基幹科目

  • 戦略マネジメント
  • プロジェクト・マネジメント論
  • 起業ケーススタディー
  • リーダーシップ論
  • 国際ビジネス

発展科目

  • ビジネス倫理と法
  • リスクマネジメント
  • 会計学Ⅰ・Ⅱ
  • 組織行動学
  • 比較文化組織行動学
  • 多国籍企業リーダーシップ論
  • 国際マーケティング
  • コーポレート・コミュニケーション
  • グローバル・ビジネス・アクターズ
  • 変革マネジメント
  • アントレプレナーシップ演習
  • 観光経営学
  • イベントマネジメント演習

イノベーション科目

イノベーションの歴史から、理論、思考法、実践事例を体系的に学んでいきます。
持続可能性について理解を深めながら、世界や地域をよりよくするために必要なイノベーション思考を身につけます。

  • イノベーション史
  • クリエイティビティの心理
  • イノベーション・マネジメント論
  • 世界のイノベーションリーダー
  • ソーシャル・イノベーション
  • フィランソロピーと非営利セクター
  • サステナビリティ論

地域研究科目

世界にある各地域の自然・地理・歴史・経済・文化を研究し、様々な地域の持っている可能性を発掘します。グローバル・ローカル双方の視点のバランスを取りつつ、国際化への適応力を高めていきます。

地域研究

  • 地域研究A(日本)
  • 地域研究B(オセアニア)
  • 地域研究C(アジア)
  • 地域研究D(ヨーロッパ)
  • 地域研究E(アフリカ)

地域研究特論

  • 観光と北海道研究
  • アイヌとマオリ研究
  • アジア文化論
  • ヨーロッパ文化論

留学・国際共修科目

留学等の準備として、異文化間での効果的なコミュニケーションについて理解を深め、より実践的な海外への適応力やリスク管理を身につけます。
国際的な現場での経験(留学・インターンシップ等)に要した時間とその内容を評価して単位認定する科目を配置しています。
国際共修科目では、国内から海外と連携しながらチームでテーマに基づいたプロジェクトに取り組みます。

StudyAbroad・Global Experiencesマークは必須科目

  • Intercultural Communication
  • Global Skills Training
  • Study Abroad A~D
  • Global Internship A~D
  • Global Experiences A~B

国際共修

  • 国際共修プロジェクトⅠ・Ⅱ