現代社会は VUCA(変動・不確実・複雑・曖昧)や BANI(脆さ・不安・非線形・不可解)の時代に突入しており、気候変動・技術革新・社会構造の変化など、未来を予測しにくい状況にあります。
また、北海道など身近な社会を見渡しても、農業・漁業の持続可能性、多文化共生、地域経済の格差といった課題が顕在化しつつあります。
こうした課題に対応するためには
新たな価値を生み出す創造的かつ柔軟な
「イノベーション思考」が不可欠とされています。
本学科では、すべての学生に国際的な経験を必修化させています。
海外の異なる価値観に触れることは、自分の思考のアップデートにつながります。
世界を見て、考え、動く
国際社会に変化を起こす新しい発想力を獲得します。
海外に足を運び自分の目で国際社会を知る、地域に出向きローカルの現状を知る、それぞれの状況を理解したときに「グローバル・イノベーション」につながるアイデアや価値が初めて見つかります。
本学科では、イノベーションを起こすために必要なアントレプレナーシップを身につけ、地域から世界へとインパクトを与える人材を育成します。
国際社会が抱える課題やニーズをとらえ、新しいアイデアや価値を見出したとしても、そこからビジネスやプロジェクトなどのカタチにするには、リスクを冒しながら価値を創造していくマインドが必要です。
アントレプレナーシップとは、アイデアや価値を現実の世の中に実装するために必要不可欠なエンジン(推進力)とも言えます。
イノベーション思考を段階的に修得するために、4つの学びのステップを意識したカリキュラムを設計しています。
これらの学びを積み重ねることで、創造的かつ柔軟な思考力と行動力を兼ね備えたグローバル人材を養成していきます。
海外の文化や多様性、異なる考え方を学び、それらを日本文化と比較しながら、異文化間の協力と共生の実践的な方法を探求します。
国際社会における価値創造、ビジネスにおける革新を実現するために必要な戦略的思考と専門的知識を身につけます。
学科で積み上げてきた多様な知識・スキル・経験を活かして、グループで実社会を意識した実践的なビジネスプランニングに取組みます。
社会課題を見つけ、解決のアイデアを計画としてまとめ、海外の大学や企業と連携してプロジェクトを実行します。ここまでの「学び」を「行動」に変える、挑戦型の留学プログラムです。
国内外のグローバルな企業でのインターンシップ。単なる実務体験ではなく、これまでの学びを土台に新たな価値を提案します。国際社会との接点で思考力とコミュニケーション力を磨きます。
海外ボランティアやグローバルな現場での多様な活動を通じて、国際的な視野と柔軟な対応力を育み、経験を積みます。
国際社会の課題を理解し、新たな価値を創造するために必要な知識と実践力を、体系的に身につけていくカリキュラムを展開しています。