インドネシアに留学を決めた理由
社会福祉学部 心理学科 4年
鈴木凜太朗
- 国
-
インドネシア
- 期間
- 1年間
- 形態
- 派遣留学
渡航:2023年
五感を研ぎ澄ます
インドネシアで生活をしながら学ぶことは有意義なものばかりです。日本からインドネシアへ来たことで自分の中にあった幸福の基準に疑問を持ち、小さなことへの発見力や感覚が研ぎ澄まされたと実感しています。日本では表面化されずに鈍感になっていた社会の課題に気付く視点や、あらゆる物事の絡まる紐を解いて本質を見抜こうとする力を日々鍛えることができています。五感を研ぎ澄ますことで、自分の興味が何に向いているのか見つけることができると感じます。

Bhinneka Tunggal Ika 〜 多様性の中の統一
インドネシアの国章はガルーダパンチャシラといい、ガルーダが掴む旗に書かれているのが’ Bhinneka Tunggal Ika (多様性の中の統一)’です。インドネシア建国のモットーで、僕が留学を決めたときのキーワードでした。宗教も民族も言語も異なる人が集まり、共に暮らしているこの社会はまさに多様性の中の統一であり、異文化の中に入り体験することが好きな僕にとって毎日がワクワクの連続です。文化や人の交差点も多いため衝突も多く起こりますが、日本では学べなかったことをたくさん吸収できているのです。

教育事情の探究
また、教育事情の探究も渡航前から計画しており、ジャカルタの教育開発機関では、テクノロジーをうまく利用することで、都心から離れた農村においても適切な教育を受けることができるという国内の経済格差解消のためのシステムづくりも見せていただきました。インドネシアでは、テキストを開いて学ぶこと以上に日常の一瞬一瞬がかけがえのない学びです。

利用した留学プログラム
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