研究

大学における教育の大切さ(畑 亮輔)

 「高齢者福祉論」や「ソーシャルワーク実習」などを担当します畑といいます。もうすっかり秋になり、2022年も残すところあと2か月となってきました。2020年2月以降続いているコロナ禍も2年半以上継続していますが、この間も社会福祉に関係する専門職の方々は支援を必要とする人々に寄り添い、その実践を続けています。また、社会福祉士や精神新保健福祉士の養成を行っている本校においても、コロナ禍によってその教育には大きな影響がもたらされてきましたが、養成教育は止まることなく続けられています。そして、そこで教育を受けてきた本校の学生たちは、今年の3月、また来年の3月に卒業し、様々な社会福祉現場で社会福祉士や精神保健福祉士として実践に臨んでいます。
 私は、北星学園大学で学生教育に取り組みつつ、現場ですでに実践を行っている社会福祉の専門職の方々を対象にした研修の講師を多く担当しています。その研修では卒業生と再会することができますが、多くの卒業生たちが学生の時に受けた教育、そこで得た学びを忘れずに社会福祉士・精神保健福祉士として活躍してくれていることに大きな喜びを感じるとともに、大学で取り組んでいる学生教育の重要性や、その責任を実感します。
 来年4月からは社会福祉学科に新たな学生たちが入学してくることになりますが、今から新学科の入学生の皆さんと学んでいくことを楽しみにしつつ、学生の皆さんがしっかりと学んでいけるよう、襟を正して準備をしたいと思います。

紅葉するキャンパス
紅葉するサイクリングロード(多くの学生の通学路です)
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