カリキュラム・実習
DepartmenofSocialWork
社会福祉のエキスパートへの扉を開く充実のカリキュラム。
基礎から専門的な科目へと段階的に学びをすすめ、知識・理解を深めます。
資格・免許取得に関わる科目や実習も組み込んでおり、希望に応じて選択が可能です。
実習はそれぞれの現場を自らの目で確かめ、実践力を磨く貴重な機会になります。
知識と理論に基づいた的確な支援で人々に寄り添うスペシャリストを養成します。
Curriculum[カリキュラム]

専門職の価値と行動力を実際に体感
札幌家庭裁判所 調査官補
中澤 輝也さん
取材:2019年6月
実習先は地域包括支援センターでした。面接での一つひとつの発言や、事業所内の研修など、多岐にわたる業務全てに根拠を求めるソーシャルワーカーの真撃な姿勢に、感動しました。また、震災時の情報収集や他機関連携での臨機応変な動き方に、専門職の価値と行動力を実感しました。今後も、根拠に基づく実践と当事者理解の重要さを大切にしていきたいです。

卒業生
北海道江差高等学校出身
実際に患者さんと向き合うことで
分かることがある
医療法人社団 五稜会病院 ソーシャルワーカー
旭 俊恵さん
取材:2017年7月
現在勤務している病院と就労継続支援B型の施設と合わせて6週間実習へ 。実習では、ケース研究をするために対象者を決め、支援計画を立てたりしました。幻聴など症状ひとつとっても、表出の仕方や、本人がそれをどう捉えているかもそれぞれ違うということが分かった実習でした。今は、本人がどう感じているかを本人の言葉で聞くように心掛けています。

卒業生
北海道札幌新川高等学校出身
生徒と接する楽しさに、
「教師になりたい」思いがより一層強く
札幌市立琴似中学校(特別支援学級) 教諭
荻野 咲紀さん
取材:2016年7月
高等学校で3週間実習を行いました。教科は公民で、1つのことを教えるには10も20も知らなくてはいけないので、教材研究がとても大変でした。
内容の正確さはもちろん、板書のわかりやすさにも毎回気をつけて授業を行いました。難しさの中にも、生徒と接する楽しさを見出すことができ、より一層「教師になりたい」という思いが強まった実習でした。

卒業生
北海道札幌真栄高等学校出身
生徒を理解し“支援”する
北海道紋別高等養護学校 教諭
中條 七海さん
取材:2020年6月
3週間の実習を終えて、授業計画や授業を行うことの大変さを知りました。しかし、その大変さを上回る楽しさややりがいがあります。実習を通して学んだことは、生徒の能力やニーズに応じて必要な支援を判断するということ。“支援”と“お節介”の違いを理解し、生徒と向き合うことが大切です。学んだことを生かし、教員を頑張っています。

卒業生
北海道北見柏陽高等学校出身
福祉の立場で
教育現場に飛び込む意義を学ぶ
名寄市立大学保健福祉センター 相談員
赤沼 美郷さん
取材:2019年6月
教育委員会に3週間実習へ。適応指導教室への参加や、関係機関への訪問を通して、教育現場が抱える子ども支援の現状や課題、苦悩を知りました。子どもが安心して生活するために必要な教育と福祉の連携について考え、福祉的視点からのアプローチがもつ大きな役割を学びました。今も学ぶ側、教える側の双方が安心できる環境作りを意識しています。

卒業生
北海道石狩南高等学校出身