コラム

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COLUMN

北星学園大学のクリスマス
准教授 永井 順子

2016.01.20

 2回めのコラムを担当します、福祉臨床学科の永井順子です。これを書いている現在(12月中旬です)、北星学園大学はクリスマス・モードの真っ只中です。  ご存知のように北星学園大学はキリスト教を建学の精神としています。そのため、入学式や卒業式には賛美歌が歌われ、聖書の言葉が読まれますし、毎月の教授会(先生たちで学内の様々な事項を話し合い、決定する会議です)もお祈りから始まります。私はキリスト教徒ではないですが、オルガンで奏でられる讃美歌や日々の感謝を伝えるお祈りは、大学に文化的な薫りをもたらす素敵な習慣であると大変気に入っています。
 そのキリスト教文化の雰囲気が、最も大学内に満ち溢れるのがクリスマス・シーズンです。中庭には大きなクリスマス・ツリーが飾られ、夜になるとライトアップしています。12月の札幌の冷たい空気に映えて、本当にきれいです。そのほか、学内のさまざまなところにクリスマスを感じさせるものが見られ、飾り付けをしてくださっている方々の思いを想像すると心が温まります。
 と、12月は穏やかに過ごしている私ですが、11月30日までは卒業論文指導に追われていました。福祉臨床学科では4年生は卒業論文を提出することが卒業の条件になっています。執筆にあたる4年生自身も11月は戦々恐々ですが、教員も毎日の指導でくたくたになることも(苦笑)。その最中、卒業論文提出日の約1週間前に私が指導を担当する4年のゼミ生たちと写した1枚が下の写真です(卒業アルバムの撮影に便乗したものです)。中央の女性は去年の卒業生で、卒業論文で疲れている学生たちを励ましにきてくれました。また、一緒に写っているクリスマス・ツリーは、ちょうど当日に福祉臨床学科の2年生の学生たちが飾っていたもので、これ幸いと写真撮影に使わせてもらいました。みなさん、ありがとうございました。
 このように様々に励まされ、ゼミ生同士も助け合い、今年も全員が卒業論文を提出できました。まだ審査がありますが・・・。新年も良い年になりますことを願います。

北星の校内にあるツリーです。

4年ゼミ生と卒業生を囲んで。

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