コラム

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COLUMN

卒業と新学期
准教授 畑亮輔

2019.03.25

 今年度も3月15日に卒業式を終え、2015年4月に入学してきた多くの学生たちが卒業していきました。“教員の立場”で卒業式に参加すると、あたかもそれが“仕事の一つ”として勘違いしてしまいがちです。卒業式の後に開かれた祝賀会に参加し学科の学生たちと交流して、さらにその後にはゼミ生たちとの飲み会に参加すると、“学生の立場”からの卒業式に触れることができる気がします。
 “学生の立場”からの卒業式、それは紛れもなく“頑張って様々なことにチャレンジした大学生活の集大成”のイベントなのだと思います。社会全体において大学教員の役割は年々変わってきていることが指摘されていることも耳にします。でも、自分の学科にいる学生たちと向き合い、彼らがさまざまなことにチャレンジし、またその途中で支援して、それぞれのチャレンジ自体の成否はあったとしても、それを糧に学生たちが成長できるように関わっていく、その本質は変わらないのではないか、そんなことを思います。
 私自身北星に着任して7回目の卒業式を迎えましたが、どれだけ大学教員としての役割を全うすることができているのか、常に自問していかなければいけないことを、卒業していくゼミ生たち、学科生たちの立派な表情を見て改めて感じました。

 4月から新しい年度が始まります。年号も変わります。
 新卒業生たちは心機一転、新社会人というチャレンジを。
 新4年生は就活・国家試験・卒論という大きなチャレンジ。
 新3年生はゼミの始まりがあり。
 新2年生は本格化する専門科目への学びが。
 新入学生は大学生という大きなチャレンジに。
 多くのチャレンジがある春はわくわくする季節です。
 さあ、新年度も全力で頑張りましょう!

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