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福祉臨床学科公開講座
死生学の理論と実践
2021.07.15
このたび、福祉臨床学科では学科公開講座を下記の要領で実施することとなりました。講師には、死生学、臨床死生学をご専門とされている山崎浩司先生(静岡社会健康医学大学院大学教授)をお招きし、ZOOM形式で開催致します。
山崎先生は今年の3月末まで約10年間、信州大学医学部保健学科にご勤務され、その間、松本市における死別体験者への支援活動に積極的に関わってこられました。同市においては、行政が当事者組織と協力しながら、死別体験者をサポートするユニークな取り組みを行っています。また、山崎先生ご自身が直接運営に関わってこられたデスカフェも社会的意義の大きい活動となっています。つきましては、ご関心のある方はどなたでも歓迎しますので、どうぞ奮ってご参加ください。
【開催趣旨】
死にまつわる多様な研究を通して、現代の生を捉えなおす学問である死生学。私たちは、誰の死を思い、恐れているのか。現代社会は、死をタブー視しているのか。死別の悲しみは、個人の問題なのか。看取り、死別による困難を支える社会は作れるのか。本講座では、死生学の諸理論を理解するとともに、演者自身が関わっている死生学実践についても紹介する。
【講師の紹介】
近年は、官民連携型グリーフサポート事業の質的評価、死別の困難に支援的なコミュニティを構築するための参加型アクションリサーチ、配偶者死別における遺骨問題の研究、いのちがテーマのマンガを題材にした死生学的考察及び教育に取り組んでいる。主な著書は、『死生学のフィールド』(共編著)、『医学、介護のための死生学入門』『テキスト臨床死生学』(共著)。
開催日時 | 2021年7月29日(木)2講目(10:30~12:00) |
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開催方式 | ZOOM |
講師 | 山崎浩司教授(静岡社会健康医学大学院大学) |
発題テーマ | 死生学の理論と実践 |