KEIJO TOPICS
経営情報学科では、教室での学びだけではなく、実践的な実習と活動にも力を入れています。実践的な実習と活動への参加を通して、理論と実践を身に付けた社会で活躍できる人材を育成することを目標にしています。これらの取り組みは、随時、学科Xで紹介しています。


企業のマーケティングを研究する西脇ゼミでは、座学だけではなく、商品開発や販売チャネルなどを市場調査により計画し、円滑な流通を促す活動を目指します。
同ゼミでは学生とコラボして商品開発を行い、実際に販売してマーケティングを体得します。一例として2024年度はエスコンフィールドHOKKAIDO(北海道ボールパークFビレッジ)を運営する株式会社ファイターズスポーツ&エンターテイメント様、株式会社ドラッグイレブン様との協力のもと「勝ちを重ねるハスカップティラミス」という新スイーツの開発を行い、エスコンフィールド内売場に立って実際に販売を行いました。
2025年度は「北海道産さつまいもの認知度向上と販路開拓」をテーマにプロジェクトを展開し、寒冷地向け苗の椎名ファーム様と協力し、みれい菓様と共同開発したさつまいもスイーツを丸井今井のイベントで販売するなど、道産さつまいもの魅力を広める活動を行いました。2026年度もさらに札幌市の地域活性化を目標に活動を進化させていく予定です。
さつまいも定植作業
商品開発試食
丸井今井販売
北星パフェ・金時のきらめき
私たちは、北海道で育つさつまいもの魅力をもっと多くの人に届けたいという思いから、この商品開発プロジェクトに参加しました。普段何気なく食べている食材も、生産者の想いや地域の課題を知ることで、新たな価値を生み出せることに気づきました。農家での体験や企業との共同開発を通じて、アイデアを商品へと育てる難しさと楽しさを学び、地域とつながるマーケティングの実践力を身につけることができました。
佐藤ゼミ(専門演習)では、タイの名門大学であるチュラロンコン大学や工学・情報分野で高い評価を受けるキングモンクット工科大学ラカバン校(KMITL)と20年以上にわたり共同研究を続けています。研究テーマの一つはメタバース技術です。仮想空間を利用したコミュニケーションや学習、国際交流など、多様な分野への活用を研究しています。また、AIやデータ分析では大量のデータを高速かつ低消費電力で処理することが重要です。そのため、AIやデータ分析を支えるコンピュータ技術についても研究しています。
学生は専門演習(ゼミ)の活動を通じて国際共同研究に参加し、海外の研究者との交流や審査を経た国際会議での研究発表を経験することができます。実際に、国際共同研究に参加した卒業生の中には、タイを代表する大学であるチュラロンコン大学大学院へ進学し、現在も本学との共同研究を続けている学生もいます。
現在はチュラロンコン大学大学院で研究を続けています。 授業や研究活動、学生同士のコミュニケーションは英語で行い、さまざまなプロジェクトに携わりながら学びを深めています。
北星でのつながりをきっかけに現在の指導教員と出会い、卒業後はインターンとして研究に参加した後、修士課程へ進学しました。最近ではブルガリアで開催された国際学会でも研究発表を行う機会を得るなど、研究を通して活動の幅を広げています。
本プロジェクトでは、データサイエンスと電波センシング(ミリ波レーダ)を組み合わせ、未来の社会で役立つレーダ商品の開発プロセスを体験します。ミリ波レーダは人の目には見えない電波を使って周囲の動きをとらえる技術で、近年は自動運転や見守り支援など、さまざまな分野で注目されています。
本プロジェクトでは、まず「どのような社会課題を解決できる技術になり得るのか」を考えるところから始めます。高齢者の見守り、工場の作業効率化、安心・安全な暮らしの実現など、実社会での課題を題材にしながら、市場調査やビジネスモデルの検討を行い、技術が社会でどのように使われるのかを多角的に学びます。そのうえで、実際にミリ波レーダを使ってデータを取得し、AI(機械学習)による分析に取り組みます。動作推定や見守り支援などのアイディアを形にしながら、データがどのように価値へと変わっていくのかを体験できます。また、競合技術の調査や実証実験にも挑戦し、技術の強みや課題を自分の目で確かめていきます。
手を動かしながら、技術と社会をつなぐ価値創出の流れを理解できる、実践的なプロジェクトです。
木下先生のゼミでは、電波センシングとその信号処理・データ解析を行っています。それらを用いて社会的な課題を解決する方法をグループで考察しています。
最初は電波センシングとは何か全くわからず不安でしたが、意外に車や雨雲レーダーなどにも使われている身近な存在で、先生も優しく丁寧に教えてくださるのでどんどん楽しくなりました。
課題を解決する中でPEST分析やSWOT分析を通してビジネス的な部分も学ぶことができます。
#問題解決スキル
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「企業は問題のかたまり」とよく言われるように、変化に対応し成長し続けるには、目の前の課題を解決していくことが欠かせません。そのため、組織で働く上でもビジネスを学ぶ上でも、問題解決のスキルはとても大切です。
問題意識を持たずに戦略論や組織論を学んでも、知識の詰め込みで終わってしまいます。ビジネスの理論は課題を解決するためにあるからこそ、「自ら問題を見つけ、解決しようとするマインド」がその土台になります。
クラスでは、こういった大切な問題解決の技術をケース演習などを使ってトレーニングします。実際の企業の課題解決にも挑戦しながら、この「マインド」を身に付けましょう!
#ビジネスケース
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実際の企業行動を題材にした「ビジネスケース」を用い、教科書的な知識を実践で活かせるレベルへと昇華させるプログラムです。講義を通じて養うのは、①経営学の理論と実際の企業行動を結びつけて現象を読み解く「分析・考察の基礎力」、②多様な論点に基づくディスカッションを通じて多角的な視点を磨く「論理的思考力」、③企業の多様な行動背景や戦略的意図を理解する「戦略の洞察力」の3つのスキルです。
経営戦略や組織マネジメント、国際マネジメントなどに関わる具体的な企業事例をもとに、討論やディベートを重ねることで、ビジネスの現場でも応用可能な実践力を身につけます。
#企業訪問&調査
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専門演習Ⅰ(田中ゼミ)では、道内の企業様・実務家様を対象に、多様な経営の現場に出向き、業界動向および企業行動につき理解を深める学習をしています。少子高齢化、過疎化、人口減少は全国的な社会問題となっています。企業はこれらの環境変化にどのように対応しながら事業活動をおこなっているのでしょうか?
企業調査では各企業の現在の価値創造に至るプロセスや、経営戦略・経営組織面での活動や地域との共創について、どのような企業づくりを行っているのか?など、ゼミ学生は経営学的な分析視点から質問を作成し、調査報告書を完成させます。理論と実務の両面から企業行動の理解を深めます。
#教育の国際化事業
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国際教育センターによる教育の国際化事業には、経営情報学科のゼミも企画提案を行っています。2019年度には大原ゼミが中国・大連外国語大学を訪れ、日本式簿記の授業参観と交流を行いました。2023年度と2024年度には、他のゼミが台湾の大学での授業体験を中心としたプログラムを実施しました。台湾・東海大学では、「アニメから学ぶ日本語」の授業でアフレコに挑戦したほか、「メディア製作」の授業では日本語学科の学生と協働して、キャンパスのバリアフリーを紹介する動画を制作しました。さらに、日本台湾交流協会を訪問し、国際関係に関する実践的な学びを深めました。
#北星ビジネス通信
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北星ビジネス通信は、経営情報学科の学生が、企業と連携して行ったビジネス活動の成果などを公開し、広く社会のみなさまに知っていただくための小冊子です。また、実際にビジネスに携わるビジネスパーソンの声を学生に伝えるという役目もあります。学生のビジネス学習に役立てるとともに、学習成果を積極的に発表するための場として活用されています。
#eスポーツ大会プロジェクト
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近年、世界中で人気の高まりを見せているeスポーツ。
本学科の演習科目では、経営、情報などに関する知識を学ぶなかで、eスポーツに関連する現状の課題や基礎知識について文献調査やアンケート調査を通じて理論的な側面を学び、さらに、実際に学生主体でeスポーツ大会の企画運営を実践しながら、さまざまな知識やスキルを習得する機会があります。 例えば、競技種目の特徴を考慮した企画立案、多くの参加者を集めるためのポスター作成やSNSを通じた広報、大会スケジュールの管理、大会の準備・リハーサル、進行に沿ったBGMの選定や音量調整、大会を盛り上げる照明など、さまざまな役割があります。
#ビジネスコンテスト
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大学におけるビジネスの学習は、理論やケースの分析が中心でビジネスプランを立案するという機会は多くありません。2004年度より取り組んできた「ビジネスモデルコンテスト」は、現在では全国コンテストへ応募・参加をする形に発展しています。新しいアイデアでビジネスにチャレンジしようと考える学生を応援し、学生の発想力、企画力、プレゼンテーション能力の向上を目的として実施しているものです。
毎年、独創性に富んだビジネスモデルが提案され、2023年度には、全国規模のコンテストで「学生起業家の登竜門」とも言われている「第19回 キャンパスベンチャーグランプリ北海道」にて学生が提案したビジネスプランが入賞を果たしました。
日刊工業新聞社提供