学科カリキュラム

学問と現場の融合を目指した教育を実現するため、講義科目に加えて現場で学ぶ実習を取り入れています。また、基礎演習や専門演習(ゼミ)という少人数教育も重要な柱として展開しています。1年次には基礎演習や概論を通して基礎を築き、2年次には専門科目やフィールド実習を通して、心コミの学びのエッセンスを吸収します。そして3年次には専門演習を通して、より専門的に学び、4年次には卒業研究への取り組みを通して、心コミの集大成としての学びを形にしていきます。

取得可能資格

  • ・登録日本語教員(国家資格)
  • ・高校教諭一種免許状(公民)
  • ・中学校教諭一種免許状(社会)
  • ・小学校教諭一種免許状
  • ・認定心理士
  • ・社会調査士
●…必修科目 ○…選択科目

基礎

[ 1年次 ]

コミュニケーションや心理学、地域や国際社会に関する基礎的な知識を学ぶ

心理学やコミュニケーションに関する基礎的な知識から発展的な知識へと体系的に学んでいきます

  • 基礎演習
  • コミュニケーション心理学
  • コミュニケーション社会学
  • 統計法基礎
  • リサーチ入門
  • 現代社会とコミュニケーション
  • 社会調査入門
  • 異文化コミュニケーション概論Ⅰ・Ⅱ
  • 日本語教育入門Ⅰ
  • 日本語学入門
  • 日本語学Ⅰ

基礎演習

学びの基礎力と方法論を身につけることを目的とします。グループの仲間とディスカッションやプレゼンテーションをする機会を通して、自分の考えを分かりやすく、客観的に表現する力をつけます。

実践

[ 2年次 ]

フィールド実習や専門科目を通して理論と実践を学ぶ

1年次に学んだことを応用して、更に専門知識を身に付け、そして現場での学びを通して経験値を高めていきます

  • フィールド実習Ⅰ・Ⅱ
  • 社会調査法
  • 心理科学研究法
  • 対人コミュニケーション演習
  • 演劇コミュニケーション
  • 創作コミュニケーション
  • 翻訳法B Ⅰ・Ⅱ
  • インタビュー技法
  • 統計的情報活用
  • 心理科学実験Ⅰ
  • 映像技術演習
  • メディアデザイン
  • メディアコミュニケーション
  • 情報メディア演習
  • 国際社会論
  • 地域コミュニティ論
  • 国際教育論
  • 教育心理学
  • 学校心理学
  • スポーツ心理学
  • 認知心理学
  • 産業心理学
  • 音楽心理学
  • 学習心理学
  • 感情心理学
  • 対人行動論
  • 生涯発達心理学
  • 日本語教育入門Ⅱ
  • 日本語学Ⅱ
  • 日本語教授法Ⅰ

フィールド実習

「心理・応用コミュニケーション学科」を代表する授業の一つです。これまで得た知識を現場(フィールド)で実際に活用し、その成果を振り返ります。

発展

[ 3年次 ]

専門演習を通して更に深く学ぶ

各教員のもとで更なる専門知識を深く学び、そして議論や発表の仕方についても仲間とともに学んでいきます

  • 専門演習Ⅰ・Ⅱ
  • 社会活動実習
  • 地域学習実習
  • プレゼンテーション演習
  • 心理科学実験Ⅱ
  • 現代メディア特論
  • 英語メディア研究
  • 時事社会研究
  • 地域社会論
  • 国際コミュニケーション論
  • 野外活動演習
  • 身体コミュニケーション論
  • 身体運動科学演習
  • 海外英語短期研修
  • Overseas English Experience
  • 日本語教授法Ⅱ
  • 言語学
  • 日本語教育実習

専門演習Ⅰ・Ⅱ

いわゆる「ゼミ」のことです。自分自身の研究内容を発展させるとともに、ゼミの仲間とともに学びを深めていきます。

完成

[ 4年次 ]

学びの集大成としての卒業研究への取り組み

論文、心理学実験、ルポルタージュ、映像作品など、ゼミ教員の指導を受けながら卒業研究に取り組みます

  • 専門演習Ⅲ・Ⅳ
  • 卒業研究Ⅰ・Ⅱ
  • 卒業論文
  • 語学検定

専門演習Ⅲ・Ⅳ、卒業研究Ⅰ・Ⅱ

いよいよ卒業研究に向けて、調査や実験などを進めます。専門演習I I I・Ⅳ、そして卒業研究Ⅰ・Ⅱを通して、自分自身およびゼミの仲間の卒業研究がよりブラッシュアップされるように取り組んでいきます。

※新カリキュラムは現在構想中であり、変更する場合があります。

フィールド実習

心コミの卒業生に尋ねると、最も思い出に残った授業は「フィールド実習」と答える方が少なくありません。講義で学んだことをそれぞれの現場で実践的に学び、経験値を身に付けることが出来ます。

環境系

環境から学ぶ

北海道庁で木育に関する企画を考える

北海道発祥の言葉である「木育」について体験しながら学び、企画、準備、実践を通して地域の人と関わります。

2026年卒業/札幌日本大学高校出身

川口 敬史朗さん

①実習で学んだことは何ですか?

第一に人とつながることの重要性を改めて知ることができました。実習先の子ども達との触れ合いやイベントを開く方々のお話、グループワークのメンバーとの意思疎通などを通して、支え合いがなぜ重要なのか、ひいては木育という活動を通してどのように地域の役に立てるのかについて理解が深まりました。

②実習での学びが、今どのようなことに生かされていますか?

私は実習前に比べて人に頼られることや人に何かを頼むことに抵抗を感じなくなり、対人関係の質が向上しました。また自分の住んでいる地域について考える際には、まちづくりの視点から考え、日常の些細な物事にも社会的な問題点や役割を見つけることができるようになりました。

③実習のアピールをお願いします

地域系の実習では、地域社会について関心があるという学生の方は元より、コミュニケーションが苦手な学生、地域社会について考えたことがないという学生にも非常に有意義な時間を過ごしていただけると思います。また知れば知るほど奥が深い分野ですので友達と楽しんで学びたい方にもおすすめです。

地域系

地域から学ぶ

厚別区役所で街づくり事業を学ぶ

高齢者教室で講師をするなど地域の方との交流を体験させていただき、より良いまちになるための企画を考えます。

2026年卒業/市立札幌藻岩高校出身

三浦 颯人さん

①実習で学んだことは何ですか?

実習では、厚別区内でスポーツを関連付けたまちづくりを自ら企画し、実施しました。実習の中で学んだことは、大学生の自分でも簡単にまちづくりに関わることができるということです。自分がしたいことは、思い切って行動することで実現につなげられるということを学びました。

②実習での学びが、今どのようなことに生かされていますか?

すぐに行動に移すことです。実習を受ける前までは行動を起こすことに躊躇することが多かったですが、実習での学びのおかげで、失敗を恐れずに行動を起こすことができるようになりました。

③実習のアピールをお願いします

実習では北星学園大学のある厚別区で、普段は関わる機会の少ないまちづくりを学び、関わることができます。また、さまざまな分野で活躍する人と関わることで、自分がまだ知らない世界を見つけ、人とつながることの大切さを学ぶことができます。

北広島市役所で再開発の現場を学ぶ

再開発が進む北広島市でイベントの参加や地域の方々との交流を通し、地域の課題へ柔軟に向き合います。

2024年入学/市立札幌清田高校出身

藤井 沙羽子さん

①実習で学んだことは何ですか?

私が実習を通して学んだことは、前例にとらわれず行動することの大切さです。再開発が進む北広島市で、役所や地域の方々が失敗を恐れず、新たな人の流れや価値を生み出そうと挑戦する姿を見て、その大切さを実感することができました。

②実習での学びが、今どのようなことに生かされていますか?

実習での学びは現在の大学生活に生かされており、「まずはやってみる」という気持ちを常に意識しています。自分から動くことで、予期せぬ発見や新たな人との繋がりが生まれると実感し、現在は失敗を恐れず一歩踏み出すことを大切に何事にも取り組んでいます。

③実習のアピールをお願いします

再開発が進む北広島市という変化の大きい地域で、さまざまなイベントへの参加や地域の方々との交流を通じ、実践的に学べる点がこの実習の魅力です。現場で地域の変化や新たな価値が生まれる過程を肌で感じることができた貴重な機会だと感じています。

教育系

子どもから学ぶ

札幌市内の児童館で実習

札幌市内の児童会館で84時間の実習を行います。小学生とのコミュニケーションが主ですが、就学前の乳幼児と関わる「子育てサロン」や中高生と関わる「フリータイム」もあります。

2026年卒業/北星学園女子高校出身

大松 春花さん

①実習で学んだことは何ですか?

私が実習を通して学んだことは、目に見えることだけでなく見えない部分を想像する重要性です。子ども達を知るためには、私が一緒にいる時間だけでなく、家庭や学校のことまで気を配る必要がありました。また、子ども達と過ごす中で、表情や口調などがコミュニケーションに大切だと気づくことが出来ました。

②実習での学びが、今どのようなことに生かされていますか?

私は大学祭実行委員会に所属しており、企画や運営を行ってきました。副責任者として活動してきましたが、一人ではできないことが多く、人と人とのつながりを感じました。共に活動する人の長所に気づくこと、その長所を活かせる場を作ることなどの経験は、実習で子ども達の見えない部分を想像する際に活かされました。

③実習のアピールをお願いします

児童会館の実習では、子ども達と遊んだり、楽しませる企画を考えたりと、自由に子ども達と関われます。そして、子ども達からだけではなく、職員の先生からも学ぶことが多く、自分とも向き合うことが出来ます。自信がない私は子ども達の素直な言葉に何度も励まされ、一緒に成長できました。

フリースクールで授業にトライ!

札幌駅から程近いフリースクール札幌自由が丘学園(現・北海道教育学園)で84時間の実習を行います。主に授業支援を行いますが、個別指導計画を作ってより深い生徒理解に努める取り組みもします。

2023年入学/札幌東高校出身

鷹觜 蒼大さん

①実習で学んだことは何ですか?

私は実習を通して、子ども達と接する上で求められる重要な視点について学ぶことができました。コミュニケーションは対話に限らず、遊ぶことや授業をする中など、ありとあらゆる場面で発生します。その中で子ども達本人のリソースや目標などを見つめることで、深く理解できるようになりました。

②実習での学びが、今どのようなことに生かされていますか?

日常の様々な場面の中で、相手のことをより深く考えられるようになったと感じています。相手を深く理解できるようになったことで、人との関わりをさらに楽しいものに感じられるようになりました。また、ボランティアスタッフとして勤務し始め、子ども達と関わり続けています。

③実習のアピールをお願いします

この実習は子ども達やスタッフの方々、あるいは一緒に実習に臨む大学生と手を取り合う実習です。実際に授業をしたり、イベントを企画したりすることができます。子ども達とはボードゲームやお喋りなど様々な形で接することができます。人との関わりが好きな人、教育に興味がある人はぜひ実習で来てみませんか?

野外系

野外から学ぶ

子どもたちとキャンプでコミュニケーション!

子ども達とキャンプをし、共同生活をする中で、コミュニケーションを図ります。年間を通して活動する人もいれば、短期集中で活動する人もいます。

2026年卒業/市立札幌新川高校出身

藤平 歩さん

①実習で学んだことは何ですか?

長期の活動ということもあり、子ども達とのコミュニケーションの取り方や、慣れに苦しみました。しかし、長期間だからこそ実習中に反省しながら改善し、その場で実践することが出来ました。実習では、頼られることの良さと危うさ、どこまで子ども達に手を差し伸べてあげるのがいいかを学びました。

②実習での学びが、今どのようなことに生かされていますか?

子どもやスタッフの方と一週間過ごし、子どもだけではなく、大人との関わり方についても理解することが出来ました。子どもと大人の違いを目の当たりにし、お互いの長所と短所を見ることが出来ました。年を重ねるごとに、忘れかけていた子ども心を取り戻し、何事にも全力で取り組む素直さなどが今に生かされています。

③実習のアピールをお願いします

一週間見知らぬ土地で、全く知らない子ども達と自然に囲まれながら過ごすのはとても貴重な体験になると思います。子ども達と向き合い、全力で遊ぶことは、普段私たちが送っている学校生活とは全く異なるものであり、有意義な時間を過ごせます。また、実際にフィールドへ行くことで、自分の五感で物事を感じ、さまざまなことを吸収することができるため、多角的な視点で物事を見る力が養われると思います。

産業系

農と食から学ぶ

生産者と消費者のつながりを実感!

実際の農業体験を通して、農作物が消費者に届くまでどれほどの人が関わっているのか、そのプロセスを再認識できる実習です。

2023年入学/遺愛女子高校出身

松居 明莉さん

①実習で学んだことは何ですか?

農業において安心・安全を守るために何を大切にしているのかをコミュニケーションや作業を通して学びました。生産者・消費者ではそれぞれの立場から見えるものや考え方には違いがあり、実習を通して「相手の立場に立って考えてみる」ということの大切さを改めて実感しました。

②実習での学びが、今どのようなことに生かされていますか?

普段買い物をするときには値段や見た目ばかりに注目していましたが、実習での学びを通して栽培方法などにも注目するようになり、食の安心・安全性も考えるようになりました。また、実習では自分から質問する機会が多かったため、自ら動く力が身に付き、自分自身の成長にも繋がりました。

③実習のアピールをお願いします

自分が食べている食材の生産過程を自然の中で体験しながら学べることが魅力の1つです。貴重な生産現場での作業は、学びだけでなく達成感や楽しさを感じることができます。また、産業系では自分の好きなテーマに沿って考えを深められる点もおすすめポイントです。