2019年度入学生から新カリキュラムを導入し、心理学を主として学ぶ〈人間科学コース〉と主として地域や国際情勢について学ぶ〈地域・国際コース〉を設けました。これは従来の〈心理系〉と〈応用系〉を更に推し進めたものです。そして、これまでは1年後期に設置していた「基礎演習」を1年前期に移動させ、その内容も基礎編（大学での学びの基礎－読む、書く、話す、調べる－）、応用編（情報の取集と議論の準備および実行）、発展編（プレゼンテーションの実行）と内容を一新し、大学生として今後学びを深めるために必要な基礎的な力を養成することになりました。

学生達はグループに分かれて調査や議論をするとともに、最終的には個人でプレゼンテーションを行います。議論を展開するためには文献の収集を欠かすことが出来ません。そのため、心コミでは図書館の職員の方々の協力を得て、図書館の活用法について講義をして頂きました。この基礎演習で得た力は、1年後期に新設された「科学的研究法基礎実習」という授業で発揮されることが期待されています。今後も学科HPの中で学生達の学びの様子について紹介していきたいと思います。