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【心コミ・リレーエッセイ 2021年度 第9回:「English as a global languageの授業を通して見えてきたこと」(片岡徹/准教授 専門:教育学)】

2021/07/26

 7月26日(月)が通称EAGLの最終回でした。この科目は4単位(週に90分授業が2回あります)で、大島先生とともに担当してきました。前回、前々回と学生達による英語のプレゼンテーションがあり、履修者は全員無事に発表を終えました。今年度の研究テーマとしては、児童労働、教育の平等性、社会的弱者、世界の貧困、人種差別などがありました。しかも単に全て英語で行ったということだけではなく、各自で〈問い〉を立てて、そして説得的な根拠を持って自分自身の考えを主張するという、まさに日本語で行う時と同様のスタイルで行いました。


 学生達一人ひとりに「振り返りの文章」を書いてもらいましたが、やはり日本語であっても英語であっても同じように取り組むことの大切さを「体感」してもらえたようです。もちろん授業の中だけで学びが終わるのではなく、むしろ大学の学びの醍醐味は、授業後にどれだけ自分自身で学び続けられるか、にあります。これからも学生達が意欲的に自ら学ぶための、いわば〈助走〉となるような授業づくりを目指していきたいと思います。