スマホアプリ、YouTube、サブスク・・・。

今や非常に多くのコンテンツに溢れており、家にいながら多くの楽しみを享受することができます。

しかしそれは幸せなことでしょうか？

コロンビア大学のシーナ・アイエンガー教授の実験を紹介します。

実験の舞台は、ジャムの試食コーナーで、A) 6種類のジャムを用意、B) 24種類のジャムを用意、のどちらの売上が高くなるか、というものでした。

結果、Aは試食したのが全体の40%でそのうち30%の人がジャムを購入したのに対し、Bは試食した人は60%でジャムを購入したのはそのうち3%に過ぎませんでした。

選択肢が多いと意思決定の満足度が下がる、失敗したときの後悔が強くなるなど様々な理由はありますが、必ずしも選択肢が多い方が良いとは限らないということです。

だからこそ、この膨大な選択肢のある多様性の社会で、改めて自分にとって大切なものは何かを吟味していく必要がありますね。

シーナ・アイエンガー教授の講演「選択をしやすくするには？」(TED)