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学生の取り組み:11/20(日)長沼町の道の駅でオリジナル商品「味方のポテト」を販売します!

2022/10/26

北星学園大学文学部心理・応用コミュニケーション学科3年生の松田麻愛、小笠原実沙、杉田実優です。

私たち3人は「食への感謝プロジェクト」として11月20日(日)に長沼町の道の駅マオイの丘公園にて冷凍じゃがいもマッシュ「味方のポテト」を販売します。


私たちは、2年次の必修科目「フィールド実習」で産業系を選択し、長沼町の駒谷農場にて農業実習を経験しました。この実習を通して、農作業の大変さや農家さんへのありがたみを強く感じることができ、食への感謝の気持ちを抱きました。


そして実習を通じ、私たちは「規格外野菜」の存在を知りました。規格外野菜とは、傷がついていたり、皮がむけていたり、色や形が規格にあてはまらない野菜のことを指します。これらの野菜は商品として店頭に流通することは少なく、加工品として流通するほかは廃棄されてしまうことも少なくありません。私たちは、「農家さんが心をこめて一生懸命育てた野菜が廃棄されてしまうのはもったいない」という思いを抱き、駒谷農場さんのご協力のもと、「食への感謝プロジェクト第一弾」として北星学園大学の学生会館の一角をお借りして、一人暮らしの学生に規格外野菜の玉ねぎとジャガイモをプレゼントしました。


今年度の「食への感謝プロジェクト第二弾」では、規格外のじゃがいもを6次産業化し、冷凍じゃがいもマッシュにして販売する企画を考えました。6次産業化とは、食品の生産・加工・販売までを一貫して行う取り組みです。引き続き駒谷農場さんにお野菜を提供していただき、江別市都市と農村の交流センター「えみくる」で商品を開発しました。商品名の「味方のポテト」には、アレンジ自在で時短にもなるという意味が込められています。パッケージは、本学経済学部経営情報学科3年生の道下希花さんにデザインしていただきました。


農産品を加工し、商品を開発して販売することは想像以上に大変なことでした。食品加工をするための資格(食品衛生責任者)を取得したり、保健所から許可を得たり、保険に入ったり、各所に連携のお願いをしたりといった過程を通じて、多くの学びを得ることができました。わからないことだらけで何度も壁にぶつかりましたが、様々な人にサポートをしていただき、こうして販売イベントを開催できたことに感謝しています。


11月20日(日)、長沼町の道の駅マオイの丘公園にたくさんの人に足を運んでいただけることを心より願っております。オープンの午前9時から売り切れ終了で70個を販売予定です。皆様のご来場をぜひお待ちしています。