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【心コミ・リレーエッセイ 2024年度 第2回】:「レクリエーションの効果」(蓑内豊/教授 専門:スポーツ心理学)
2024/05/15
野外活動演習の授業で、レクリエーションを行いました。
この日は、運動としては低強度ですが、手をつなぐ、肩を組むなどの軽い身体接触を伴う他人と交流する活動が中心でした。
コロナ禍では密になる活動は制限されていたので、楽しそうに、大きな声を出す学生の姿が印象的でした。
単に楽しむことだけが目的ではありません。
グループで協力しながら課題をクリアすることが求められます。
そのためには、みんなでコミュニケーションを取り、アイディアを出し合い、工夫をする必要があります。
さらに活動の前・後で心理テストを実施しました。
ある人は、活動前58点 → 活動後23点 と大きく点数が減少しました。
緊張や不安を測定する心理テストなので、レクリエーション活動によって緊張や不安が低下したことがわかります。
最終的には、レクリエーション活動の心理的効果について分析し、レポートにまとめます。
このように体験をしながら学ぶことも心コミ学科の特徴です。