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【心コミ・リレーエッセイ 2024年度 第6回】:「葉っぱのフロッタージュ」(柿原久仁佳/准教授 専門:教育心理学)

2024/07/10

 2年次の学生が学ぶ「フィールド実習」の地域系で木育を学んでいる学生たちは、さまざまな体験を通して学びを深めています。

 先日の授業は「葉っぱのフロッタージュを使った木育の企画を考える」という内容でした。フロッタージュとは、表面に凹凸があるものの上に紙を置き、その上を鉛筆などでこすると、その凹凸が写し出されるというものです。企画内容を考える前に、実際にフロッタージュ体験をしたのですが、葉っぱの形が写し出された時点で満足している柿原(上の写真)に対して、ただ写し出すだけでなく、それを綺麗な色で表現していた学生がいました(下の写真)。木育のイベントで子どもとかかわるたびに「子どもの感性は素晴らしい(自分たちにはない)」という学生たちですが、十分に豊かな感性をもっている学生たちだと思います。

 そんな感性を働かせて、多くの人が楽しく自然と触れ合い、学べる企画を考えて欲しいと考えています。



葉っぱの形が写し出されて満足(柿原の作品)



短時間でとても綺麗に仕上げました(学生の作品)