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【心コミ・リレーエッセイ 2024年度 第8回】:「からだを通したコミュニケーション」(山本耕太/専任講師 専門:スポーツ心理学)new
2024/09/25
前期の授業が終わり、短い夏を経て後期授業がはじまりました。
前期の授業では、1年生の基礎演習や3年生のプロジェクト実習など、初めてのメンバーで行う活動が多くあり、特に1年生は新しい友人とコミュニケーションが求められ、最初は緊張も見られました。
こういう時こそ運動が持つパワーを活かそうということで、「身体とコミュニケーション」というテーマで実際に身体を動かしながら、コミュニケーションをとってみました。
みんなで楽しめて、奥が深いモルック
1年生は、木の棒を投げて的を倒す「モルック」というスポーツに挑戦すると、すぐに「どこを狙ったらいい?」「ナイス!」「惜しい!」など多くの言葉のやり取りやハイタッチする姿が見られました。
同じ目標に向かって一緒に行うことがあると、学生の持っているコミュニケーションの力が解放されるのでしょうか。
他にも、3年生のプロジェクト実習(ゼミ活動)では、卓球をしたり、ゼミ合宿ではカヌーに挑戦したりと、身体を通した感覚を共有することで活発なコミュニケーションが生まれていたように思います。
日頃は机に向かって授業を受ける時間が多いですが、運動やスポーツを通して学ぶ機会も少しずつ増やして行けたらと思います。
初体験のカヌー