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冷凍かぼちゃペースト「かぼちゃのまんま」販売会のお知らせ
2024/10/04
こんにちは。北星学園大学文学部心理・応用コミュニケーション学科3年生の阿部咲月(あべさつき)、住吉美波(すみよしみなみ)、上野愛奈(うえのあいな)です。私たちは「食への感謝プロジェクト2024~農業make笑顔~」と題した活動を行っています。
この活動の一環として、冷凍かぼちゃペースト「かぼちゃのまんま」を開発しました。みなさまのお手に取っていただきたいと思い、下記の場所と日時で販売いたします。
冷凍かぼちゃペースト「かぼちゃのまんま」販売会
2024年10月15日(火)
長沼町 道の駅 マオイの丘公園
10時から17時(売り切れ次第終了)
〈活動の背景〉
私たちは、2年次に行われた産業系のフィールド実習で長沼町の駒谷農場に伺い、農業実習を行いました。実際に野菜の収穫作業などを行うなかで、農業の大変さと農家さんへの感謝の気持ちを強く感じました。また、採れたての野菜を食べ、改めて野菜の美味しさに気づき、より多くの人に野菜の美味しさや農業の魅力を知って欲しいと思うようになりました。その時に、心コミの先輩方が「食への感謝プロジェクト」という規格外野菜を使用した商品開発や高校生を対象とした農業実習を企画していることを知りました。そして、私たちも農業の魅力を伝える活動を行いたいと思い、食への感謝プロジェクトを引き継ぐことにしました。
〈活動の目的〉
私たちの活動の目的は「消費者と生産者の距離を縮める」ことです。普段何気なく食べている野菜がどんな風に作られているのか、知っている人は少ないのではないでしょうか。私たちの手元に届くまでに、沢山の人の苦労、膨大な時間がかかっています。私たちが実際に農業の現場で体験しそれを発信していくことで、生産者を身近に感じ、食材に対する感謝の気持ちを持つ人が増えてほしいと考えています。環境省「我が国の食品ロスの発生量の推移等」(2024)によると、令和4年度の食品ロスは472万トン、その内一般家庭における食品ロスは半数の236万トンにも及びます。食材に対する向き合い方が変われば、食品ロス問題も少しずつ解決につながると思います。
〈第一弾の活動〉
今回、私たちが規格外野菜を使用した商品開発を行うことで、購入者の規格外野菜や食品ロスに対する意識を少しでも変えたいと思っています。
駒谷農場さんに規格外のかぼちゃを提供していただき、それを長沼町の農産加工センターでペースト状に加工しました。購入者がお好みでアレンジしやすいように、原料はかぼちゃのみを使用しているため、「かぼちゃのまんま」という商品名にしました。かぼちゃスープやかぼちゃクッキーなど、かぼちゃ1玉から作ると時間がかかるものも、ペーストを使うことで手軽に作ることができます。パッケージはデザイナーの西川司さんにお願いして、温かみのあるデザインで作成していただきました。何度も意見交換し、試行錯誤しながら一緒にデザインを作り上げました。
開発にあたって、砂糖などを加えると別の許可が必要であったり、加工センターが改装工事で使えず、スケジュールを考え直したりと思い通りにいかないことばかりでした。何度も長沼に足を運び、販売までの打ち合わせを行いました。自分たちの甘さを痛感したこともありましたが、今後のプラスになるような経験が沢山できました。
様々な人の支えがあったからこそここまで活動してくることができました。実際に販売を実現できることに心から感謝しています。
10月15日(火)、長沼町の道の駅マオイの丘で10時〜17時の間で販売します。1つ300円で80個を販売予定です。売り切れ次第終了です。
皆様のご来場、心よりお待ちしております。長沼でお会いしましょう。