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【心コミ・リレーエッセイ 2025年度 第6回】:「イタリア・リミニ渡航記」(山本耕太/専任講師 専門:スポーツ心理学)new

2025/07/02

Buon giorno!

このエッセイはイタリアの東海岸エミリア=ロマーニャ州にあるリミニという都市で執筆しています。

European College of Sport Scienceという学会が主催するThe 30th ECSS Annual Congress in Riminiという学会大会での研究発表のために来ています。


前日に無事?発表を終えた私は達成感と開放感に包まれながら、一丁前に海の見えるホテルで筆を執っています。

私ごとですが、家庭や仕事、コロナ等の関係で7, 8年ぶりの国際学会ということで「無事辿り着けるのか」という不安の方が多いスタートでした。

ですが、飛行機や電車を乗り継ぎ、約1日かけてなんとか無事に辿り着き学会に参加できています。


肝心の発表はというと、多くの質問をもらい拙い英語でなんとか会話をすることができましたが、コミュニケーションの質を高めることができれば、もっと得るものがあるのに。。。という悔しい思いもあります。コミュニケーションの重要性を改めて感じますね。今後の研究活動にとても良い刺激を受けることができました。


さて、久しぶりの海外では感じることがたくさんあります。

頭では理解していましたが、やはり海外の方の自己主張やコミュニケーションの取り方などは、日本とはかなり異なるものがありますね。

身体も、衣服も、声の大きさも、やはりそれぞれの地域での独自性を肌で感じています。

特に若者男子はよく鍛えられた身体をしているし、海辺のバスケットコートでは一日中激しいバスケが繰り広げられていました。

運動が身近にある理由はなんなのだろうかと考えさせられます。


余談ですが、カラッと乾いた夏を想像して来たら、ジメッとした夏でした。。。本州を思い出します。


学会会場のPalacongressi di Rimini




ホテルの部屋からの景色



ホテル近くのレストランの絶品 ”Grandma’s Tiramisù”