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【心コミ・リレーエッセイ 2025年度 第10回】:「厚別川の変化」(蓑内豊/教授 専門:スポーツ心理学)new
2025/10/01
少し前になりますが、「野外活動演習」の授業で、厚別川の観察を行いました。
夏の暑い日で、水の中はとても心地よかったのを覚えています。
この一年で川辺の樹木が伐採され、川幅が広がり、空も大きく見えるようになりました。
治水対策のために伐採が行われたそうです。台風や大雨の際、樹木や流木が橋や欄干に引っかかると、その部分がダムのようになり、水があふれて氾濫を引き起こす可能性があるためです。氾濫を防ぐための対策です。
川辺に日陰がなくなることで、水中の生物への影響を心配していました。生物がいないのではないかと思いましたが、タモ網でガサガサをしてみると、ドジョウやヤマメを捕まえることができました。例年よりもやや数は少ない印象でしたが、それでもたくましく生息している姿に安心しました。
自然の力で、この川がまた豊かさを取り戻してくれることを願っています。
(写真 ほぼ同じ場所の写真 2024年/2025年)
2025年
2024年
今年捕獲した生物(ドジョウ、ヤマメなど)